東京オリンピックが近づいてきており、各競技の日本代表候補選びも進んでいます。
どういった選手が記念すべき国内オリンピック大会に出場するのか気になっている方も多いですよね。
東京オリンピックのサーフィンの日本代表候補として強化指定選手75人の名前が出そろいましたので、ご紹介します。
また、強化指定のサポート内容などについても併せてご紹介します。
東京オリンピックのサーフィンの日本代表候補~A・B指定~
東京オリンピックのサーフィンの日本代表候補を決めるための強化指定選手で、「A指定」の枠で選ばれた選手は全部で14名です。
「A指定」男子(8名)
安室 丈
五十嵐 カノア
石川 拳大
伊藤 李安琉
稲葉 玲王
大原 洋人
上山 キアヌ 久里朱
村上 舜
「A指定」女子(6名)
川合 美乃里
中塩 佳那
野中 美波
前田 マヒナ 穂乃香
松田 詩野
脇田 紗良
この強化指定選手のA指定選手の基準は、
・CT、WQSランキングで男子は100位内で、女子については50位以内
・NSA主催大会で優勝回数が2回
・2018年の世界選手権や世界ジュニア選手権のメダリスト
といったものになります。
これらの基準をクリアしているサーファーが、今回A指定選手として選ばれました。
このA指定に選ばれている選手は、皆さん東京オリンピックのサーフィンのメダル獲得の可能性が大きいといわれている選手ばかりです。
それだけ大きな期待を寄せられているということになります。
次にご紹介するのは強化指定の「B指定」の選手19名の方たちです。
「B指定」男子(14名)
新井 洋人
大原 凛太
金沢 呂偉
堀越 力
鈴木 仁
田中 大貴
森 友二
三越 紘也
大橋 海人
小笠原 由織
加藤 嵐
平原 颯馬
西 優司
西 慶司郎
「B指定」女子(5名)
橋本 恋
大村 奈央
加藤 里菜
黒川 日菜子
西本 ジュリ 梨乃
B指定選手の基準は、
・JPSAグランドチャンピオン
・WQSランキングで男子は200位以内、女子は100位以内であること
・2017.2018世界選手権、世界ジュニア選手権のメンバーであること
となっています。
JPSAというのは、「ジャパンプロサーフィングアソシエイション」のことで、日本プロサーフィン連盟のことを表しています。
プロサーファーを統括している団体です。
このB指定選手に選ばれた選手たちも、とても素晴らしい実績を残してきている選手ばかりです。
もちろん、東京オリンピックのサーフィン代表として、誰が選ばれてもおかしくないといっていいほど、皆さん実力のある選手ばかりです。
この中から何人の東京オリンピックのサーフィンの日本代表が選出されるのでしょうか。
東京オリンピックのサーフィンの日本代表候補選手~C・ジュニア指定~
東京オリンピックに向けて、サーフィンの強化指定選手「C指定」に選ばれた選手は下記の18名になります。
「C指定」男子(11名)
大野 修聖
都築 百斗
内藤 遥
岡村 晃友
原田 空雅
軽部 太氣
河谷 佐助
松原 渚生
藤沼 佳太郎
辻 裕次郎
村田 嵐
「C指定」女子(7名)
野呂 玲花
浅羽 美波
伊藤 ななみ
庵原 美穂
都築 有夢路
川瀬 心那
鈴木 姫七
以上のC指定選手には、
・2017・18世界選手権、世界ジュニア選手権補欠
・WQSランキングで男子は200位以下、女子は100位以下
といった指定基準の元選ばれました。
続いては、東京オリンピックのサーフィンの日本代表候補の強化指定「ジュニア指定」に選ばれた選手をご紹介します。
「ジュニア指定」男子(16名)
増田 未希
長谷川 颯汰
日髙 涼太
松永 健新
新井 央真
金沢 太規
酒井 仙太郎
佐藤 利希
進士 海理
矢作 紋乃丞
岩見 天獅
寺田 文太
松本 浬空
大場 玲遥
長澤 侑磨
森 大斗
「ジュニア指定」女子(8名)
渡邊 壱孔
松岡 亜音
松永 莉奈
大澤 宥南
馬庭 彩
川瀬 新浪
都築 虹帆
西村 いちご
ジュニア指定選手の基準としては、
・2018年NSAボーイズランキングの上位男子8名/ガールズランキング上位女子8名
・2018年NSAキッズランキングの上位男子8名/ジュニアランキング上位男子4名
(ュニアクラスの4名の中で、2019年にOPENクラスにアップする選手に関しては、強化指定となる。)
NSAというのは、「ニッポンサーフィングアソシエイション」のことで、日本サーフィン連盟のことを表しています。
アマチュアサーファーの中枢機関となっています。
このジュニア指定の人数の多さに驚かれた方も多いと思いますが、実はそれだけ未来のプロサーファーを目指す若者がたくさんいるということなのです。
若い世代からこれだけの強化指定選手が出るということからみても、今後日本人サーファーの中から、世界の強豪と互角に戦える選手がたくさん出てくるのではないかと楽しみになってきますね!
強化指定選手へのサポートについて
東京オリンピックのサーフィンの日本代表候補を選定するために、先にご紹介した75名の強化指定選手が選ばれました。
強化指定期間は、強化指定選手に決定した日から2019年の12月31日までです。
この期間内に行われるサポートについては、A・B・C・ジュニアで多少の違いはありますが、共通しているサポート内容は、
・オフィシャルユニフォームのサポート
・NSA強化合宿費用の一部をサポート
・NSA主催大会でのエントリー費用のサポート
・JOCとNSAの認める国際大会での渡航派遣費用などを全額サポート
といったものになっています。
これらのサポートについては、すべての強化選手に行われることになります。
世界大会の派遣費用についてもサポートしてもらえますが、これは
A指定選手=半額サポート
B指定選手=20%サポート
C・ジュニア指定選手=10%サポート
というふうに、A・B・C・ジュニア指定ごとに違いがあります。
この他に、強化指定選手を対象に、2019年3月30日と31日に強化合宿も行われました。
合宿で行われた内容については、公表されているものとしては下記の通りとなります。
・ヒート形式トレーニング
・アンチドーピング講習
・ビデオトレーニング
・強化指定選手向け講習
すでに2019年5月には、東京オリンピックのサーフィンの会場となる千葉県一宮町の釣ケ崎海岸で「ジャパンオープンサーフィン」も行われ、男子はA指定選手の村上舜選手が優勝しています。
女子の優勝者は男子と同じくA指定選手の松田詩野さんでした。
五輪選考会もかねて2019年9月に宮崎県の木崎浜で行われる「ISAワールドサーフィンゲームス」という大きな大会があります。
先に行われた「ジャパンオープンサーフィン」で優勝した選手は、この大会に日本代表の波乗りジャパンとして出場することが決まっています。
東京オリンピック サーフィンの 日本代表候補まとめ
東京オリンピックのサーフィンの日本代表候補として、75名の強化指定選手が選出されました。
実力もあり、今後の活躍が期待されている選手ばかりです。
サーフィンでメダル獲得の可能性が気になるところですが、海外選手のレベルは非常に高く、かなりの苦戦が強いられる可能性が高いです。
ですが、日本人サーファーたちの中でも、すでに海外の大きな大会で好成績を残している選手が多数でてきており、東京オリンピックでもメダル獲得の可能性はゼロではありません。
東京オリンピックのサーフィンの日本代表候補として強化指定選手に選ばれた選手の中には、ジュニア指定という枠で選ばれた今後を期待されているジュニアサーファーたちがたくさんいます。
今回強化指定選手に選ばれたことだけでも、ジュニアサーファーたちにとっては名誉なことであり、今後のサーフィン人生に大きな影響を与える出来事であることは間違いありません。
東京オリンピックのサーフィンの日本代表が決定するのは、今年の9月に宮崎で行われる「ISAワールドサーフィンズゲーム」になります。
どの選手が選出されるのか楽しみですね!
誰が日本代表になっても、東京オリンピックのサーフィンで日本代表選手がいい波に乗れるよう、みんなで応援してあげましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント