【東京オリンピック】柔道の原沢久喜!プロ転向からオリンピック金メダルへ

柔道

柔道100kg超級、原沢久喜選手、リオデジャネイロオリンピックで銀メダルを獲得し、東京オリンピックでは金メダルを期待されている選手です。また現在はスポンサーをつけ事実上のプロ柔道家として活動されている唯一の選手でもあります。この記事ではそんな原沢選手についてご紹介していきます。

【東京オリンピック】柔道 柔道原沢久喜プロフィール

引用:https://twitter.com/asi_ytk/status/990556302593048578/photo/1

それではまず、原沢選手の基本的な情報を確認していきましょう。
一目で確認できるように表形式でご紹介していきます。

原沢久喜プロフィール

名前 原沢久喜(はらさわひさよし)
生年月日 1992年7月3日
出身地 山口県下関市
血液型 A型
身長/体重 191cm/122kg
所属 百五銀行
家族 5人家族(父、母、原沢選手、弟、妹)
出身高校 早鞆高等学校
出身大学 日本大学
特技 内股、大外刈
趣味 料理
TWITTER https://twitter.com/H_Harasawa
Instagram https://instagrammernews.com/user/3260356854

ご家族について、原沢選手は5人家族で弟がいるのですが、その弟がなんと俳優の原沢侑高さんでした。写真の一番左に写っている方が侑高です。兄はオリンピック銀メダリスト、弟は俳優、うらやましくなる兄弟ですね!試合後に撮った写真のようで、兄弟仲が良さ伺えます。

次に趣味の料理について、原沢選手は最近人生初の一人暮らしを始めたらしく、自身で料理もされています。以前に練習のしすぎでオーバートレーニング症候群になってしまい、脂肪が増えて、筋肉が落ちてしまうという状態に陥ってしまったことがあったようで、それから栄養士の指導のもと食事管理を徹底してご自身でも料理に力を入れるようになったようです。
男性アスリートで自身でも料理ができるなんてとても素敵ですね!

【東京オリンピック】柔道 柔道原沢久喜の実績・成績

引用:https://twitter.com/hashtag/原沢久喜

それでは次に原沢選手のこれまでの試合実績・成績を確認していきましょう。リオデジャネイロオリンピック銀メダリストはどのような成績を残してきているのでしょうか。

大会名 階級 成績
2010年 インターハイ 100kg超級 3位
2010年 全日本ジュニア体重別選手権大会 100kg超級 2位
2012年 全日本学生柔道体重別選手権大会 100kg超級 優勝
2012年 講道館杯全日本体重別選手権大会 100kg超級 優勝
2013年 ベルギー国際大会 100kg超級 優勝
2013年 全日本柔道選手権大会 無差別級 2位
2013年 講道館杯全日本体重別選手権大会 100kg超級 3位
2013年 グランドスラム・東京 100kg超級 3位
2014年 グランプリ・デュッセルドルフ 100kg超級 5位
2014年 全日本選抜体重別選手権大会 100kg超級 3位
2014年 全日本柔道選手権大会 無差別級 5位
2014年 グランドスラム・チュメニ 100kg超級 3位
2014年 グランプリ・青島 100kg超級 優勝
2015年 ヨーロッパオープン・ローマ 100kg超級 優勝
2015年 全日本選抜体重別選手権大会 100kg超級 3位
2015年 全日本柔道選手権大会 無差別級 優勝
2015年 ユニバーシアード 100kg超級 優勝
2015年 グランドスラム・チュメニ 100kg超級 優勝
2015年 グランドスラム・パリ 100kg超級 優勝
2015年 グランドスラム・東京 100kg超級 優勝
2016年 グランドスラム・パリ 100kg超級 優勝
2016年 全日本選抜体重別選手権大会 100kg超級 優勝
2016年 全日本柔道選手権大会 無差別級 3位
2016年 ワールドマスターズ 100kg超級 3位
2016年 リオデジャネイロ・オリンピック 100kg超級 2位
2017年 グランプリ・デュッセルドルフ 100kg超級 2位
2017年 全日本選抜体重別選手権大会 100kg超級 3位
2018年 グランドスラム・デュッセルドルフ 100kg超級 2位
2018年 全日本選抜体重別選手権大会 100kg超級 2位
2018年 全日本柔道選手権大会 無差別級 優勝
2018年 世界選手権・バクー 100kg超級 3位
2019年 グランドスラム・パリ 100kg超級 2位
2019年 グランドスラム・デュッセルドルフ 100kg超級 優勝
2019年 全日本選抜体重別選手権大会 100kg超級 優勝
2019年 全日本柔道選手権大会 無差別級 5位
2019年 グランプリ・モントリオール 100kg超級 2位
2019年 グランプリ・ザグレブ 100kg超級 2位
2019年 世界選手権・東京 100kg超級 2位

多くの試合で成績を残している素晴らしい選手ですね。
191cm/122kgで100kg超級、とても体の大きい選手ですが、高校へ進学した当時は177cm /66kgしかない細いガリガリの選手でした。そこから高校3年の時には190cmを超えて体重も100kgを超えるようになりました。90kgまでは自然と体重は増加したそうですが、そこからはウエイトトレーニングに励みプロテインを摂取することで筋肉をつけて100kgを超えたようです。原沢選手は練習だけではなく体づくりも努力する真面目な選手だったようです。

この体づくりがきっかけとなり、メキメキと力をつけて全日本ジュニアでは準優勝に輝きました。その後は日本大学へ進学し、持ち前の真面目さでさらに力をつけてリオデジャネイロオリンピックでは銀メダルを獲得しました。オーバートレーニング症候群になる程、愚直に練習に励み生活の全てを柔道に捧げてきた真面目で素晴らしい選手です。

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【東京オリンピック】柔道家の原沢久喜の強さ

引用:https://tarzanweb.jp/post-193992

原沢選手の強さは誰よりも愚直に柔道へ取り組む姿勢です。
原沢選手は世間一般でいうところのエリート選手ではなく、幼い頃から才能に溢れて数々の成績を残してきたわけではないです。大学入学までは無名の選手で愚直に柔道へ取り組み強くなった選手です。

実績・成績で少し紹介したように原沢選手は当時、高身長で66kgしかない平凡な選手でした。そこから身長に対して体重を追いつかせるために1年毎に約20kgずつ体重を増やして100kg超級になるために努力したそうです。もちろん体重を増やさず高身長の軽量級で柔道を続けていくことも可能だったのですが、体を大きくしてチームの戦力となるように、今よりも強くなれるようにと、厳しく辛い選択をしたのでしょう。

その努力が実り、大学では即戦力として団体戦でも活躍し、チームを全国大会準優勝へと導いています。原沢選手は団体戦の大舞台で多くの試合を経験できたからこそ、個人戦でも数々の試合で成績を残せてきたのだと思います。

【東京オリンピック】柔道の原沢久喜がプロへ転向?

引用:https://sjgather.com/magazine/201908231700/

原沢選手は2018年4月に所属していたJRAを退社しました。原沢選手がJ R Aに入社した理由は、柔道引退後も会社に残り働ける環境があることで長い将来を考えて入社を決めたそうです。しかしリオデジャネイロオリンピックの決勝で敗れ、将来の安定を守られている環境では全てをかけて柔道ができないと思い、悩んでいたようです。
そのため、守られた環境を捨てて退路を立ち、柔道に全力で取り組めるように退社に踏み切ったそうです。

その後2019年4月に百五銀行からオファーをもらい契約を経て事実上、プロとしての活動が始まりました。契約成立まではフリーでの活動だったため金銭面でかなり苦労をしたらしく、柔道には集中できるもののかなり茨の道だったようです。しかしその茨の道を選択したからこそ、現在はプロとして仕事をせずに全てを柔道に捧げる環境が整ったのだと思います。
原沢選手の柔道への覚悟が生んだ最高の形ですね!

【東京オリンピック】柔道の原沢久喜のまとめ

今回は柔道、柔道原沢久喜選手の以下の情報をまとめさせて頂きました。
・プロフィール
・過去の試合実績・成績
・強さの秘密
・プロへ転向
原沢選手は地道に努力を積み重ねていくことのできる柔道家として模範となるような選手でしたね。
東京オリンピックではその努力を実らせて、金メダルを獲得して欲しいです。
東京オリンピック柔道競技ではぜひ100kg超級の原沢久喜選手にご注目ください!

最後までお読みいただきありがとうございます。

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