バレーボールの縁の下の力持ちでもあるリベロ。リベロはアタックやブロックもなく、決して目立つポジションではありませんが、リベロがボールを拾うとチームの強力な戦力になります。
本来、スポーツ選手は日本で成績を残し、海外挑戦するのですが、古賀太一郎選手は出場機会を求めて海外へと渡った異色の経歴の持ち主です。古賀太一郎選手は世界を知っている選手だからこそ東京オリンピックでの活躍に期待が集まります。
古賀太一郎選手はどのような選手なのでしょう。同じバレーボール選手で活躍する兄の古賀幸一郎選手こと、古賀太一郎選手のレシーブのすごさについても紹介します。
【東京オリンピック】バレーボール 古賀太一郎プロフィール
古賀太一郎選手は5歳上の兄、古賀幸一郎選手の影響でバレーボールを始めます。そんな古賀太一郎選手を知る上でも、まずプロフィールを紹介します。
古賀太一郎プロフィール
古賀太一郎選手のプロフィールは以下の通りです。
名前 | 古賀太一郎(こがたいいちろう) |
生年月日 | 1989年10月4日 |
出身地 | 長崎県佐世保市 |
血液型 | A型 |
身長/体重 | 170cm/70kg |
スパイク/ブロック | 300cm/300cm |
所属 | ウルフドッグス名古屋(ポーランドのサヴィエルチェ) |
家族 | 両親、兄、姉、妻、子供 |
出身高校 | 佐世保南高校 |
出身大学 | 国際武道大学 |
特技 | なし |
趣味 | 英語 |
https://twitter.com/10taichiro19 | |
https://www.instagram.com/taichiro_19/?utm_source=ig_embed |
古賀太一郎選手は長崎の高校・大学を卒業し、兄が所属するウルフドッグス名古屋に入団しています。その後、ウルフドッグス名古屋からサポートを受けながら、2015年より海外移籍。現在はポーランドのサヴィエルチェに所属し、妻と子供と一緒に暮らしています。
海外歴が長いので英語も堪能で、英語でコミュニケーションがとれる選手です。
【東京オリンピック】バレーボール 古賀太一郎の実績・成績
古賀太一郎選手の経歴や成績は日本での成績は一切なく、2015年のフィンランドリーグでMVPを受賞のみです。古賀太一郎選手は、日本ではなく海外での成績がある異色の選手といえます。
今後、東京オリンピックの日本代表としての受賞や活躍に期待が高まります。
【東京オリンピック】バレーボール 古賀太一郎は逆輸入のリベロ
古賀太一郎選手は日本バレー界では珍しい逆輸入のリベロです。これまでの経歴を紹介します。
年月 | 所属チーム |
---|---|
2012年~ | ウルフドッグス名古屋(旧豊田合成トレフェルサ) |
2015年~2016年 | コッコラ・ティーケリ(フィンランド) |
2016年~2017年 | パリ・バレー(フランス) |
2017年~ | サヴィエルチェ(ポーランド) |
古賀太一郎選手は大学卒業後、兄である古賀幸一郎選手のいるウルフドッグス名古屋(旧豊田合成トレフェルサ)に入団します。しかし、そのころの兄は日本代表のリベロで活躍しており、ウルフドッグス名古屋でもレギュラーでした。リベロはアタッカーと違い、交代がほとんどありません。
ウルフドッグス名古屋で出場機会の少なかった古賀太一郎選手はフィンランドのコッコラ・ティーケリにバレー留学します。フィンランドリーグで初年度から活躍し、なんと初年度にMVPを獲得します。
海外で評価を受けている理由は、レシーブだけでなくチームを支える気持ちやディフェンスに徹する気持ちがが強いからのようです。リベロはアタックやブロックができません。その分、サポートに徹する気持ちが強い気持ちが必要のようです。
フィンランドでMVPとなったあと、フランス、ポーランドに渡り、ポーランドのサヴィエルチェでは「チームになくてはならない選手」として高い評価を受けており、現在3シーズン目の契約をしています。
海外選手の戦術を理解し、海外で一流のアタッカーのスパイクを拾う古賀太一郎選手。東京オリンピックで相手のエースのアタックを拾ってくれるでしょう。
【東京オリンピック】バレーボール 古賀太一郎は家族の支えが力に!
古賀太一郎選手を調べると必ずでてくるの人が兄の古賀幸一郎選手です。古賀幸一郎選手を簡単に紹介します。
氏名 | 古賀幸一郎(こがこういちろう) |
生年月日 | 1984年8月30日 |
身長/体重 | 171cm/75kg |
所属 | ウルフドッグス名古屋(旧豊田合成トレフェルサ)主将 |
ポジション | リベロ |
経歴・成績 | 日本代表歴:2009~2010年、2013年 |
成績 | 2013/14Vプレミアリーグ、ベストれべロ及びサービスレシーブ賞 |
兄の古賀幸一郎選手は、古賀太一郎選手と身長がほとんど変わらず、ポジションも同じリベロです。元日本代表選手であり、現在はウルフドッグス名古屋の主将として活躍しています。この経歴を見ても分かるように、古賀幸一郎選手は素晴らしいリベロの選手です。
兄の存在があったこそ、古賀太一郎選手は負けないように努力し、海外挑戦という異色の道を切り開いたのでしょう。小さい頃から、兄の背中を見て兄に勝ちたいと思っていたようです。古賀太一郎選手にとって兄は永遠のライバルなのでしょう。
また、古賀太一郎選手は結婚してお子さんもいます。海外挑戦の背中を押してくれたのも奥さんで、フランスに移籍してからは家族と一緒に暮らしています。家族のサポートが力となり、ますます活躍が期待されます。
【東京オリンピック】バレーボール 古賀太一郎のまとめ
古賀太一郎選手は海外経験が豊富なリベロの選手ですので、東京オリンピックでも注目されています。アタッカーでもない、しかし、チームに勢いを与えるリベロというポジションに目を向けると、ますますバレーボールを楽しめます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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