【東京オリンピック】飛込の三上沙也可~浪人をして記憶障害を乗り越え五輪へ挑む!!~

水泳

東京オリンピックの飛込で三上沙也可選手が、日本代表に内定入りしたというニュースが日本中を駆け巡りました。
飛込はこういう大きな大会になると注目を集めるので、誰が代表になるのか気になっていた方も多いのではないでしょうか。

今回は、内定入りした三上沙也可選手のプロフィールや、浪人という道を選んで五輪へ挑む彼女のこれまでの戦いや、記憶障害に至った原因などをご紹介します。

東京オリンピックの飛込・三上沙也可選手の紹介

東京オリンピックの飛込・三上沙也可選手は、

2000年12月17日生まれ
身長は155㎝
体重は53㎏
鳥取県米子市出身
米子ダイビングクラブ所属

というプロフィールが公開されています。
2000年生まれですから、2019年9月時点ではまだ18歳とかなり若手の選手であることに驚かされます。

小柄な体型ですが、実際に競技をご覧になったことがある方はわかると思いますが、飛び込む姿を見る限りでは、そういった印象はありません。

飛込を始めるきっかけとなったのは、1枚の案内でした。
小学2年生の時に学校で配布されたその教室の案内をみて、現在も所属している「米子ダイビングクラブ」に入り、飛込を始めることとなったのです。

小学4年生になると、三上選手のコーチに国際大会のメダル獲得実績を持つ「安田千万樹」コーチがつき、指導にあたってきました。

中学の時は、腰のケガを抱えてしまい、思うように実力を発揮することはできませんでした。

ですが、高校生になると、1年生で高校総体に出場し、みごと優勝という素晴らしい成績を残し、飛込選手としての才能を開花させたのです。

三上沙也可選手これまでの戦いを振り返る!

東京オリンピックの飛込「三上沙也可」選手は、先にも書いている通り、高校生からその才能を発揮させてきています。

2014年 世界ジュニア選手権ロシア大会 8位
2015年 ユース大会 2種目 優勝
2016年 高校総体 優勝
2017年 日本室内選手権 優勝
2018年 ジャカルタアジア大会 4位
日本選手権 優勝

昨年までこういった成績を残してきていた三上選手が、2109年今年7月に行われた世界選手権大会において決勝進出となり、東京オリンピック日本代表に内定入りしました。

実は彼女、2019年3月に高校を卒業しているのですが、進学や就職はせずに浪人し、オリンピック目指して、地元でコーチと一緒に練習を積み重ねてきています。

まだ18歳という年齢ながら、すでに国際大会にも出場経験があり、世界の選手と戦ってきている実績を持っている三上選手。
きっと東京オリンピックの大舞台でも、実力を発揮してくれるに違いありません!

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三上選手が記憶障害になった原因とは?

ご存知の方もいると思いますが、三上沙也可選手、実は2018年の夏の合宿中に大けがをされています。
飛板で後頭部を強打してしまい、なんと17針も縫うというケガをしていたのです。

後頭部を17針、聞いているだけで怖くなってしまうほどではありませんか?

このケガが原因となり、一時的な記憶障害の症状が出てしまいます。
5分前のことを思い出せない、5分ごとに記憶がなくなるという、とても深刻な状態でした。

ここまでの深刻な症状が出ていた三上選手ですが、約1ケ月で復帰しています。
一時的な症状なので、改善したのでしょう。
ですが、ほんの1年前にここまでの大けがを負っていたのに、オリンピック代表内定をつかみ取るなんて、すごい選手ですね。

まとめ

東京オリンピックの飛込「三上沙也可」選手についてご紹介しました。

1枚のダイビングスクールの案内状がきっかけで飛込という世界に入り、けして順風満帆とは言えない競技人生を送りながら、やっとつかみ取ったオリンピック内定。

小学4年生の頃からずっと彼女のそばで指導にあたってきた安田コーチも、きっと喜ばれていることでしょう。

東京オリンピックまで、もう1年を切っています。

ここから本番まで、さらに練習を重ね、レベルアップし、コーチと二人三脚でメダルを獲得してもらいたいですね!
まだまだ若いので、これからどういった選手になっていくのかも楽しみです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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