【東京オリンピック】陸上選手男子の注目選手は?人気種目別にご紹介!

陸上

来年開幕する東京オリンピック。
なかでも陸上競技はスター選手の宝庫です。

そんな陸上競技から男子の注目選手を日本人選手を中心に、人気種目別にご紹介します。
応援したいなと思う人がいたら、ぜひ来年東京オリンピックの会場で生で観戦してみてはいかがでしょうか?

東京オリンピック陸上競技の花形種目、男子100mの注目選手は?

男子陸上の花形種目、男子100m走からみていきましょう。
これまで男子100m走はジャマイカ・アメリカ勢中心に展開されてきました。
そんなジャマイカは昨年ウサイン・ボルト選手が引退したため、後継選手が台頭してくかと思いきや、2019年7月現在の100m世界ランキングでは、唯一7位にランクインしているヨハン・ブレイク選手のみで、5位までの選手にジャマイカ勢の名前がありません。
あまり後継の選手が育っていないようです。

対するアメリカは、1位にクリスチャン・コールマン選手がおり、他は上位10位までに4選手がランクインしており、今後100m走においてはアメリカ中心に展開していくことになるでしょう。

そして日本男子100m走には、現在注目すべき選手がたくさんいることはご存じでしょうか?
まず、つい先日福岡で行われた日本陸上競技選手権大会で大会新記録となる10.02秒を記録し見事優勝を飾ったサニブラウン・アブデル・ハキーム選手。
準決勝でも10.05秒という好タイムを出しており安定感は抜群です。
現在はフロリダ大学在学中で、練習拠点もフロリダに置いており、陸上に強いアメリカの指導者のもとでトレーニングを行っています。

また、サニブラウン選手の後にピッタリとつけているのは桐生祥秀選手です。
2016年リオデジャネイロオリンピック男子4×100mリレー銀メダリストの彼は2017年に、日本人公認記録としてはじめて10秒を切る9.98秒をたたき出した選手です。

そして、そんな彼らの他にも桐生選手とともに、2016年リオデジャネイロオリンピックの男子リレーにおいて銀メダルを獲得した山縣亮太選手ケンブリッジ飛鳥選手など注目すべき日本人選手満載です。

この中から一体誰が東京オリンピックへの切符を手にするのか今後のさらなる活躍が期待されます。

東京オリンピック陸上競技、1番人気の男子4×100mリレーの注目選手は?

陸上競技のなかでリレーといえばスポーツに興味のない人でも1度は観たことがあるのではないでしょうか?

リレーの選手は、100m走の選手がそのままリレーも走るということになるのが多い傾向にあります。
そのため前々回・前回大会で2連覇を果たしているジャマイカは、引退したウサイン・ボルト選手や絶頂期を超えたアサファ・パウエル選手の後継選手があまり育っていないことから、大きな不安を抱えている状態です。
東京オリンピックで3連覇を果たすことができるのか大注目です。

また、前回大会アメリカは当初2位でゴールしましたが、バトンパスのミスで一転失格となってしまいました。
その点は間違いなく修正してくるでしょうし、有力な若手選手が順調に育っているので、東京オリンピックでは金メダルを獲得する可能性が大いにあるといえるでしょう。

そして我らが日本、前回大会においては山縣亮太選手・飯塚翔太選手・桐生祥秀選手・ケンブリッジ飛鳥選手の4名で挑んだ予選で、韓国が出したアジア新記録をすぐさま更新し決勝に出場、予選のアジア新記録をさらに更新した37秒60という見事なタイムで銀メダルを獲得しました。

その後の2017年世界選手権においては、多田修平選手・飯塚翔太選手・桐生祥秀選手・藤光謙司選手の4名で出場し、38秒04で銅メダルを獲得しています。
東京オリンピックにおいては新たなメンバーに、サニブラウン選手が絡んでくるのは間違いないでしょう。

また、前回大会から4年、個々のレベルが一段と高くなったことも考えるとバトンパスのミスさえなければ間違いなくメダルを期待できるはずです。

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東京オリンピック陸上競技の男子10種競技注目選手は?

「キング・オブ・アスリート」ともよばれる男子10種競技をご存じでしょうか?
陸上競技のなかでもいちばん過酷な種目と言われています。
10種競技は、1日目に100m走・走幅跳・砲丸投・走高跳・400m走を行い、2日目に110mハードル・円盤投・棒高跳・やり投・1,500m走を行います。
それぞれの種目のタイムを基に特別な計算方法で点数が計算され、順位が決められていきます。

各々の選手はもちろん得意種目もあれば不得意な種目もあるので、その差をどれだけ縮められるかが得点を伸ばす鍵となります。

また、2日間という期間のなかで10種目を行うため、疲れも抜けないままその時の自分のコンディションを考えペース配分をどうするかなどその都度判断しながら各種目に向き合わなければならない難しい種目です。

この種目の注目の日本選手といえば、右代啓祐選手と中村明彦選手です。
2人とも前リオデジャネイロ大会に出場しており、その時、右代選手は日本人選手団の旗手という大役も務めました。
競技においては、右代選手は2日目に行う種目に得意種目が多く、逆に中村選手は1日目に得意種目が多い傾向にあります。

ただ、世界記録を見ると現状はフランスやチェコ・アメリカが上位を占めているため、まだまだレベルアップが必要とされています。

東京オリンピック陸上選手、男子の注目選手まとめ

1964年に開催されてから、56年ぶりに今回日本で行われることになった東京オリンピック。産まれて初めて生でオリンピックを目にする人も多いのではないでしょうか?
これをきっかけにこれまであまり触れてこなかった競技や種目にも注目してみてはいかがでしょうか?
どの競技・種目からもそれぞれの選手の熱い思いを感じ取ることができるはずです。

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