【東京オリンピック】陸上競技の種目は?人気種目のルールや世界最高記録は?競技日程もあわせてご紹介!

陸上

2020年7月22日から8月9日までの19日間の日程で開催される東京オリンピック。
陸上競技は、花形である男子100m走や4×100mリレーなど人気種目目白押しです。

今回は、東京オリンピック陸上競技の種目やルール、世界最高記録を競技日程もあわせてご紹介していきます。

東京オリンピック陸上競技の種目は?

東京オリンピック陸上競技で行われる種目は全部で38種目行われます。
陸上競技は「トラック」「フィールド」「ロード」「混成」の4種類に分けられます。
それぞれの詳細は下記のとおりです。

「トラック」

1周400mの「トラック」を使用して行われる競技
短距離走 100m・200m・400m  中距離走 800m・1,500m
長距離走 5,000m・10,000m
ハードル 110mハードル・100mハードル・400mハードル
その他  3,000m障害・4×400mリレー・4×400mリレー

「フィールド」

トラックの内側や外側を使用して行われる競技
(跳躍) 走高跳・棒高跳・走幅跳・三段跳
(投てき) 砲丸投・円盤投・ハンマー投・やり投げ

「ロード」

一般道を使用して行われる競技
20km競歩・50km競歩・マラソン

「混成」

男子10種競技 女子7種競技

東京オリンピック陸上競技の人気種目のルールや世界最高記録は?

それでは陸上競技の人気種目のルールをいくつか簡単に見ていきましょう。

(男子100m走)

ルールはいたって簡単で、メインスタンドの前の直線レーンを使って100mを誰が一番速く走れるかを競う競技です。
フライングは1回で失格となり、ゴールは選手の胴体がゴールラインを超えることでゴールとなりすべて写真判定が行われます。

風によって記録が大きく左右されるため追い風2.0m/sを超えると公式記録とはならず参考記録となります。

現在の世界最高記録は、2009年ベルリンにてジャマイカ・ウサインボルト選手が記録した9.58秒となっています。

(男子10,000m走)

400mトラックを25周走って誰が一番速く走れるかを競います。
スタート方法やゴール、フライングは100m走と同様です。
この種目は予選はなく決勝のみの1発勝負です。

現在の世界最高記録は、男子は2005年ブリュッセルにてエチオピアのケネニサ・ペケレ選手が記録した26分17秒53となっています。

(男子110m走ハードル)

ルールは100m走同様の方法でスタートし、10台のハードルを飛び越えながら誰が一番速くゴールできるかを競います。
ハードル1台の高さは1.067mで、スタートから1台目のハードルまでは13.72m、ハードル間の間隔は9.14mで、最後のハードルからゴールまでは14.02mとなっています。

フライングは1度で失格、外側を走ったりわざと倒したりしても失格となります。
ゴールの方法は100m走と同様で、この種目も追い風2.0m/sを超えると公式記録にはなりません。

現在の世界最高記録は、2012年ブリュッセルにてアメリカのアリエス・メリット選手が記録した12.80秒となっています。

(4×100mリレー)

1人100mの距離を4人でバトンをつなぎながら走り、どのチームが一番速く走れるかを競います。

通常の100m走と同じ方法でスタートし、第一走者は区切られたセパレートゾーンを走り、第二走者からはオープンを走ります。
バトンは決められた範囲内で受け渡しをし、落とした時は渡す選手が拾って次の走者に渡さなければなりません。
ゴールとフライングは100m走と同様です。

現在の世界最高記録は、男子は2012年ロンドンでジャマイカチームが記録した36秒84となっています。
女子は2012年ロンドンでアメリカチームが記録した40秒82となっています。

(棒高跳)

ポールの反発する力を利用し設置されたバーを飛び越え、その高さを競います。
同じ高さのバーは3回試技ができます。
すべて失敗するとそこで終わりです。
パスしてより高いバーを飛ぶことも可能です。

使用するポールに決まりはありません。
ただそのポールがバーを落としてしまったら失敗です。
最終的に飛べる選手が1人になるまで行い、1人になったらその選手が希望する高さのバーを飛ぶことができます。

現在の世界最高記録は、男子屋外で1994年ウクライナのセルゲイ・ブブカ選手が記録した6m14、女子屋外で2009年ロシアのエレーナ・イシンバエワ選手が記録した5m06なっています。

(ハンマー投げ)

ハンマーをどれだけ遠くに飛ばすことができるかを競う種目です。
棒高跳び同様試技は3回まで行えます。
ハンマーは、持つ場所と砲丸がワイヤーで繋がっていて、重さは男子7.260㎏、女子が4㎏です。
2.135mの円の中から前に向かって飛ばし、外側に出てしまうと失敗となります。

現在の世界最高記録は、男子で1986年ソビエト連邦のユーリ・セディフ選手が記録した86m74、女子で2016年アニタ・ヴォダルチク選手が記録した82m98となっています。

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東京オリンピック陸上競技の人気種目の競技日程は?

これまで紹介した人気種目の準決勝・決勝の日程は下記のとおりとなっています。

(男子100m走)
8月1日(土) 9時~ 予備予選
8月1日(土)19時~ 予選
8月2日(日)19時~ 準決勝
8月2日(日)19時~ 決勝

(男子10,000m走)
7月31日(金)19時~ 決勝

(男子110m走ハードル)
8月4日(火)19時~ 予選
8月5日(水)9時~  準決勝
8月6日(木)9時~  決勝

(4×100mリレー)
8月6日(木)9時~ 男子予選
8月7日(金)20時~ 男子決勝
8月6日(木)9時~ 女子予選
8月7日(金)20時~ 女子決勝

(棒高跳)
8月1日(土)9時~ 男子予選
8月4日(火)19時~ 男子決勝
8月3日(月)19時~ 女子予選
8月6日(木)19時~ 女子決勝

(ハンマー投げ)
8月3日(月)9時~ 男子予選
8月5日(水)18時30分~ 男子決勝
8月2日(日)6時~ 女子予選
8月4日(火)19時~ 女子決勝

東京オリンピック陸上競技の種目まとめ

いかがでしたでしょうか?
見てみたい種目はありましたか?

日本でオリンピックが行われるのは56年ぶり2回目となります。
これを機に日頃あまりなじみのない種目にも目を向けてみてはいかがでしょうか?
意外な魅力を発見でき、きっと楽しめること間違いなしですよ。

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