【東京オリンピック】陸上100mのルールや日程は?100mの達人は誰だ!

陸上

来年開催される東京オリンピックの陸上競技。
特に花形種目の100m走を楽しみにしている人も多いのではないでしょうか?
今回はその100m走のルールや日程を、注目選手もあわせてご紹介していきます。

東京オリンピック陸上競技の100mのルールや日程は?

100mのルール

100m走のルールについては、とてもシンプルで「100mを走って一番速い人を決める」ということです。
ただ細かなルールもいくつかあります。
直線レーンを使用し、スターティングブロックにクラウチングスタートの姿勢からスタートします。
日本だと「よーい」という掛け声のあとに「パン」という号砲が鳴りますが、世界基準だと「Set(セット)」のあとに号砲が鳴ります。
スターティングブロックには何秒で走り出したかを測る機械が取り付けられています。
その機械で測定した記録を基に0.1秒未満で走り始めてしまうと「フライング」とされ失格となります。

また、100m走は風によって記録が左右されやすいので、コースに風速計が設置されており、レースが行われた場合でも風速2mを超えてしまうと正式記録とはならず、参考記録として登録されることになります。
そして、ゴール地点では選手の胴体がゴールラインに到達したらをゴールとし、すべて正確に判定するため写真判定が行われます。

東京オリンピックでは、男子は予備予選→予選→準決勝→決勝→表彰式となり、女子は予選→準決勝→決勝→表彰式という流れで種目が進められます。

陸上100mの日程

場所はオリンピックスタジアムにて行われ、日程は下記のとおりとなっています。
(男子100m)
2020年8月1日(土) 9時~ 予備予選
19時~ 予選
2020年8月2日(日)19時~ 準決勝・決勝
2020年8月3日(月)19時~ 表彰式
(女子100m)
2020年7月31日(金)9時~ 予選
2020年8月1日(土)19時~ 準決勝・決勝
2020年8月2日(日)19時~ 表彰式

東京オリンピック陸上競技100mの世界から注目される選手は?

100mで最速の達人たちを紹介しておきましょう。
この選手を知ってオリンピックを見ることで何倍も楽しい観戦ができるでしょう。

男子100mの達人

現在世界ランキング1位のアメリカのクリスチャン・コールマン選手は、大学進学後に本格的に100m走の選手として頭角を現し、2017年に行われた全米学生選手権大会で100m、9.82秒という驚きのタイムで優勝します。
その後、同じ年にロンドンで開催された世界陸上選手権大会男子100m走で9.94秒をたたき出し、見事に銀メダルを獲得します。
今シーズンも安定したタイムを記録しており、6月に行われたダイヤモンドリーグ第5戦では9.85秒の今季最高記録を出しました。

また、同じくアメリカのノア・ライルズ選手も今季は絶好調で、クリスチャン・コールマン選手が出した今季世界最高記録と同タイムを、ダイヤモンドリーグ第2戦で記録しています。
この2人がボルト選手不在の男子100m走を牽引していくことになり、このままいくと東京オリンピックにおいても、熾烈なメダル争いを繰り広げることは間違いないでしょう。

女子100mの達人

次に女子の注目選手についてみていきましょう。
女子の100m走はジャマイカ勢が強く、1番の注目選手は前回大会で100m走・200m走で金メダル、4×400mリレーでは銀メダルの計3つのメダル獲得したエレイン・トンプソン選手です。
今季も安定して好調なので東京オリンピックで連覇を果たすことができるのか注目したいところです。

他にも、現在世界ランキング1位のコートジボアールのマリー・ジョゼ・タル―選手や、2位のイギリス、ディナ・アッシャ―・スミス選手も、好調をキープしているのでエレイン・トンプソン選手を脅かす存在となっています。

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東京オリンピック陸上競技100mで日本人の達人は?

もちろん、日本の達人も紹介します。

男子100mの達人

現在、男子ではサニブラウン選手が今年オースティンで記録した9.97秒が日本歴代1位の記録となっています。
その次に日本歴代2位として9.98秒を記録した桐生祥秀選手がつけています。
今の日本男子100m走はこの2人が牽引しているといっても過言ではありません。
この好調を維持したまま東京オリンピックへの切符を手にし、メダル争いに食いこむことができれば大いに盛り上がるでしょう。

その他にも,ベテラン選手の山縣亮太選手ケンブリッジ飛鳥選手小池祐貴選手も後に控えているという選手層の厚さには驚かされます。今後の活躍から目が離せません。

女子100mの達人

次に女子100m走です。
現在、女子日本歴代1位の記録は、福島千里選手が2010年に広島で記録した11.21秒が最速タイムとなっています。
福島選手は、今季怪我のためオリンピック選考レースを欠場しており、いつ復帰できるかがポイントとなってくるところです。

福島選手に代わり頭角を現してきたのが、御家瀬 緑(みかせみどり)選手です。
御家瀬選手は今年6月に福岡で行われた日本選手権大会で11,67秒という素晴らしいタイムで見事優勝しました。
高校生でこの種目の優勝は29年ぶりで今後の活躍が多いに期待されます。

その他にも、10年目のベテラン、土井麻希選手も自己新記録をマークするなど好調ぶりを見せており今後が期待されるところです。

東京オリンピック陸上の100mのまとめ

いかがでしたでしょうか?
世界的にみると100m走男子はウサイン・ボルト選手が記録した9.58秒、女子はフローレンス・グリフィス・ジョイナー選手が記録した10.49秒が世界最高記録となっています。

記録というのは破られるためにあるものです。
2020年7月に開幕する東京オリンピックで、世界新記録という輝かしい記録が誕生する瞬間を目の当たりにできることを心から期待しましょう。

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