東京オリンピック卓球女子代表を目指す長身カットマン橋本帆乃香の成長

今回は、東京オリンピック卓球女子代表を目指す橋本帆乃香に注目していきます。

リオデジャネイロオリンピックで卓球女子日本代表が2大会連続でメダルを獲得してから、卓球は非常に人気のあるスポーツとして変化してきました。
また、次回の東京オリンピック卓球女子への期待も非常に高くなっています。

その理由としては、はやり黄金世代の存在だと思います。
特に伊藤美誠、平野美宇、早田ひなの存在感は日に日に増していくばかりで注目されています。
しかし、今回は黄金世代と呼ばれる選手にも負けずに東京オリンピック卓球女子代表を目指す、橋本帆乃香に注目したいと思います。

橋本帆乃香は、日本の卓球選手としては珍しく169㎝の長身カットマンです。カットマンといっても攻撃型の選手で、カットで粘りながら、強烈なバックハンドスマッシュはまさに世界でもトップクラスです。
そんな橋本帆乃香について詳しくまとめていきたいと思います。

東京オリンピック卓球女子代表を目指す橋本帆乃香のプロフィール
東京オリンピック卓球女子代表を目指す橋本帆乃香の最近の成績や世界ランキング
橋本帆乃香が54歳の選手に敗れてネットで話題
まとめ

東京オリンピック卓球女子代表を目指す橋本帆乃香のプロフィール

まずは、東京オリンピック卓球女子代表で活躍が期待される橋本帆乃香のプロフィールをまとめていきたいと思います。

橋本帆乃香

生年月日：1998年7月5日
出身地　：愛知県
身長　　：169㎝
体重　　：不明
所属　　：ミキハウス

橋本帆乃香は、愛知県の名門である卓伸クラブで卓球を始めます。卓伸クラブは、愛知県代表の中で約30％を占めるほどの名門クラブです。
幼少期から、毎年全国大会に出場した橋本帆乃香ですが、小学生時代は加藤美優、平野美宇、浜本由惟らの黄金世代と呼ばれる選手達の陰に隠れてしまうような結果しか残せませんでした。

しかし、中学生から高校生時代にかけてカットマンとして急成長を見せます。特に高校は、あの石川佳純選手の母校である大阪四天王寺高校へ進学し確実に腕を磨いていきます。
その実績として、高校2年生、3年生のインターハイで2年連続の団体とダブルスの優勝、個人の女子シングルスでは準優勝という成績を残しています。

その後は、ミキハウスに所属し、世界のワールドツアーなどに参加するようになり、遅咲きとはなりますが、確実に世界で実績を残し、東京オリンピックでは活躍が期待せれる選手まで成長しているのです。

特に、卓球女子ダブルスでの活躍を期待されています。
その卓球ダブルスでの成績なども詳しくまとめていきたいと思います。

東京オリンピック卓球女子代表を目指す橋本帆乃香の最近の成績や世界ランキング

橋本帆乃香は、2016年よりITTFワールドツアーに参戦しました。ワールドツアーに参戦した1年目より実績を積み上げていきます。

2016年にITTFワールドツアーに参戦した橋本帆乃香は、同じくカットマンである佐藤瞳とペアを組み、オーストラリアオープン、ベラルーシオープン、オーストリアオープンで優勝します。

また、2017年に入るとシングルスでも結果を残すようになります。
ITTFチャレンジリーズのベラルーシオープン、タイオープンで女子シングルスで準優勝、ダブルスでは、タイオープン、クロアチアオープンで優勝しています。

特にダブルスでの成績が良く、同じカットマンである佐藤瞳との相性が非常に良いですね。
世界ランキングを見てみると、2016年2月に参戦し43位でスタートします。2017年の数々の成績を見ても分かりますが、2017年8月には過去最高の13位となります。

2018年3月では、23位となっていますが、確実に世界で戦える選手であることが分かります。

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橋本帆乃香が54歳の選手に敗れてネットで話題

2017年9月のITTFオーストラリアオープンで橋本帆乃香は35歳年上のニシャリャンに敗れました。
この試合、実は最終セットまでいき、1時間32分44秒と史上最長の試合時間となりました。

橋本帆乃香には苦い試合になったと思いますが、この試合では、ニシャリャンを褒めるべきと思います。
ニシャリャンは、ルクセンブルク代表ですが、卓球大国である中国生まれであり、10代で中国代表メンバーに選ばれるなど実力のある選手です。
現在は、54歳ですが、リオデジャネイロオリンピックで活躍し世界ランクでも63位と100位以内をキープしている選手なのです。

54歳という年齢とはいってもワールドツアーに出場している選手ですから、橋本帆乃香が敗戦したとしても全く馬鹿にできない話です。
こういった経験からまだまだ若い橋本帆乃香の成長が楽しみです。