東京オリンピックの卓球(男子)張本智和の強さの秘密とは?

卓球

東京オリンピックでは、たくさんの競技が行われますが、中でもメダル獲得に大きな期待が集まっている競技の一つが「卓球」です。
東京オリンピックの卓球の男子で張本智和という選手がいます。

ご存知の方も多いと思いますが、改めてこちらでも、プロフィールやこれまでの成績、強さの秘密などを調べましたので、ご紹介します。
張本智和という選手をもっと知りたい方も、まだ名前と顔しか知らない方も必見の情報を集めました!

東京オリンピックの卓球の男子~張本智和について~

東京オリンピックの卓球の男子で張本智和という選手は、もう多くの方がご存知のあの「張本君」です。
卓球界の怪物とも呼ばれ、世界にもその名は知れ渡っています。
最近はCMでも見かけることがありますね。
張本智和という選手のプロフィールを簡単にご紹介していきます。

まず出身地ですが、宮城県仙台市です。
スケートの羽生選手と同じですね。
2003年6月生まれで、現在は16歳。
オリンピックの頃には17歳ということになります。

身長は167㎝で、公開されている体重は54㎏となっています。
身長は伸び盛りですので、おそらく今はもう少し高いです。

現在はJOCエリートアカデミーに在籍し、オリンピックを目指して日々練習と試合を重ねています。
ご両親がなんと、中国出身で元卓球選手というのですから、見事にその血を受け継いでいるということになりますね。
お父様は仙台の卓球センターでコーチをされていて、お母様は世界卓球選手権の中国代表選手にまでなった実績を持っています。
その両親のもとで、卓球のラケットを2歳から握り始めました。

両親がつきっきりで卓球の英才教育を受けてきた張本智和さん。
ラケットを握り始めてからすぐの3歳4ケ月で地元の卓球の大会8歳未満の部で4位という驚くべき成績を残しています。
それからというもの、7歳でその卓球大会のトップに立ち、2015年12~13歳で小学6年生の頃には年齢制限が設けられていないワールドツアー本選に出場しました。
これは史上最年少記録となっています。

その後も2016年には、世界ジュニア選手権で優勝し、これもまた史上最年少優勝記録となりました。
翌2017年にはITTFワールドツアーで初優勝し、2018年1月には、日本卓球選手権男子シングルスで優勝。

張本智和さんは、今はまだ16歳です。この時点でこれだけの輝かしい成績を残してきているので、今後世界の頂点に立つということも十分に考えられます。
すでに世界ランキングは4位です。
東京オリンピックの卓球の男子の代表に選ばれるのは確実といわれている選手の一人です。

張本智和という選手の強さの秘密とは?

東京オリンピックの卓球の男子は張本智和という選手が代表に選ばれることは、もう間違いないと皆さんも思っているはずです。
中国選手からもマークされている張本智和選手。
その強さの秘密はどこにあるのでしょうか?

その1:サーブ

張本智和選手は5~8種類のサーブを武器にしています。
中でも反時計回りに回転する「逆回転サーブ」は、バウンドしてから、相手選手から遠くなっていく軌道になる形なので、打ち返しにくくなっています。
コントロールが非常にいいので、相手選手がレシーブをして打ち返しにくいサーブになっているので、試合を自分のペースにしやすいのではないでしょうか。

やはり卓球やテニス、バレーボールなどの球技においては、サーブが勝敗を決める大きな要因となることは間違いありません。
そのサーブで相手を圧倒するのですから、そこが強さの秘密の一つなのでしょう。

その2:メンタルの強さ

オリンピックに出場するということは、技術だけでなくメンタルの強さも必要です。
その点で、張本智和選手のメンタルの強さは、卓球界でもかなり高評価されています。
卓球の日本代表の総監督がそのメンタルの強さを褒めるほどですから、かなりのものだといえるでしょう。

卓球をよく知っていて、張本智和選手の試合をご覧になってきている方ならわかると思いますが、海外の選手との試合で、相手が精神的動揺をさせようとしてきても、彼は動じることはありませんでした。
この海外選手との試合において、張本選手のメンタルの強さは、きっと世界に知れ渡ったはずです。

その3:育ってきた環境

中国人で元卓球選手を両親にもつ張本智和さん。
やはり親からの遺伝もあるといわざるを言えないほどの活躍ぶりです。
2歳という幼い時期からラケットを持ち、両親が始動しているクラブで卓球をはじめ、小学校に入り低学年の間は1日2時間の練習をしていました。
それが高学年になると4時間になりました。
おそらく学校から帰宅して、宿題などを済ませてからの4時間の練習だと考えられるので、これはもうすごいとしかいいようがありません。

卓球の練習に励みつつも、しっかりと週に2回程度塾にも通い、勉強も手を抜かずにしてきたというのですから、これまた驚きです。
努力家で勉強熱心、メンタルも強く、素晴らしい技術を持っている。
卓球でオリンピックに出る選手になるための環境がそろっていたから、今の張本智和選手があるということがよくわかりますね。

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張本智和という選手の妹も卓球選手なの?

東京オリンピックの卓球の男子代表確実といわれている張本智和さん。彼には5歳年下の妹さんがいて、名前は張本美和さんです。
張本美和さんは、2008年生まれで、現在は11歳。
オリンピックの年には12歳ということになりますね。

東宮城野小学校に通っており、彼女も幼いころから卓球をしています。
驚くべき実績は、なんと3歳で大会に出場し、準優勝という成績をおさめているということです。

今は毎日3時間半の練習を行っており、小学生としてはお兄ちゃんの張本智和さんと同じく、かなりの練習量となっています。
2014年全日本卓球選手権バンビの部3位という輝かしい成績を残し、その翌年には同大会で優勝しています。
さらにそこから2年連続で準優勝し、2018年にはホープスナショナルチーム選考会で優勝しています。

今は、日本卓球の女子の選手で活躍中の「みうみま」二人を指導していたコーチから、指導を受けています。
また兄である張本智和さん曰く「メンタルが強い」そうです。
卓球界の怪物とも呼ばれている張本智和さんが言うということは、張本美和さんのメンタルの強さは、ひょっとしたらお兄さんを超えている可能性もありますね。
張本美和さんは、張本智和さんの妹としてではなく、近い将来間違いなく日本卓球界女子を引っ張っていく選手となるでしょう。

東京オリンピックの卓球(男子)張本智和の強さの秘密まとめ

東京オリンピックの卓球の男子で張本智和という選手について、どういった選手なのかをご紹介しました。
卓球で「チョレーイ」と大声で叫ぶ、彼の特徴ともいえる行動ですね。
東京オリンピックだけでなく、今後の世界大会ではその大声にNGが出るのではないかという噂もあります。
張本智和といえば「チョレーイ」なので、ぜひ東京オリンピックでも聞かせていただきたいですね。

東京オリンピックの卓球の男子は張本智和選手が代表の一人になる可能性はかなり高いです。
ですが多くの方が、オリンピック出場というよりも金メダル獲得という声を上げています。
確かに、金メダルを獲得できる可能性は高いです。
ですが、中国の壁は本当に高く厚いので、どうなるかはわかりません。

「勝負は時の運」という言葉もあります。
仮に東京オリンピックに張本智和さんが出場したとして、金メダルを獲得できなかったとしても、それは彼の卓球人生のほんの一通過点でしかありません。
東京オリンピックや金メダルにこだわることなく、日本の卓球界を盛り上げ、引っ張っていってくれる選手の一人として、これからの張本智和選手を応援していきましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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