パラリンピック!卓球のルールって?これを知ればパラリンピックがもっと楽しめる!!
パラリンピックの種目の1つ「卓球」のルールについて調べてみましたので、わかりやすくご紹介していきます。
障害を持った方たちが生き生きと卓球をする様子はご覧になったことがありますか?
まだ見たことのない方の為に、動画も探してみましたので、試合の様子などもご覧ください。
パラリンピック前にしっかり卓球のルールを知っておけば、観戦が何倍も楽しくなるので、最期までしっかりチェックしておいてくださいね!
パラリンピックの卓球のルールについて
パラリンピックの卓球のルールですが、知的障害の方のクラスについては健常者とほぼ同じになります。
肢体不自由の方のクラスに関しては、特別なルールが設けられ障害の種類や程度によって変更されています。
車いすの選手
⇒サーブを打つときは、センターラインを越えて対角線上に打つこと。
サーブが相手コートでワンバウンドしてからサイドラインを横切ったらサービスエースにはならず無効となり、サーブをやり直す。
ダブルスの場合は、サーブとリターンをする選手は決まっているが、そのあとは自由に打ってもよい。
正規パスが難しい選手
⇒自分のコートに一度ボールを落としてからサービスできる。
競技は男女別で行われ、個人戦と団体戦があります。
障害の種類や運動機能で下記のようにクラスに分けられています。
車いす(軽度~重度)⇒クラス1~5
立位(軽度~重度)⇒クラス6~10
知的障害⇒クラス11
男子の個人戦は11クラスで、女子はクラス1・2が合同となるので10クラスで順位を争って戦います。
団体戦に関しては
男子⇒1・2/3/4・5/6・7/8/9・10
女子⇒1・2・3/4・5/6・7・8/9・10
という形で、男子は6つのクラス、女子は4つのクラスで戦います。
勝敗についてですが、1ゲームが11点制になっており、先に3ゲーム取った方が勝利チームということになります。
団体戦の勝敗は、ダブルス1試合、シングルス2試合で、先に2試合制したチームが勝ちになります。
パラリンピック・卓球のルールを動画でチェック!
先にパラリンピック卓球のルールを少しご紹介しましたが、実際に試合の様子を見た方がわかりやすいと思いますので、ご覧ください。
こちらは車いすでのプレーの様子です。
車いすに座っていながらのプレーですが、一度見始めると見入ってしまいませんか?
次にご紹介するのは、先の動画よりもスピード感のあるプレーになります。
障害の程度によって、試合の様子もずいぶんと変わってくることがわかります。
ゆっくりとした試合展開でも、スピード感のある試合展開でも、どちらにしても見始めると引き込まれていく方が多いのではないでしょうか。
パラリンピックの卓球!注目選手は?
パラリンピックの卓球で注目選手を男女一人ずつご紹介します。
★岩渕幸洋
岩渕選手は足に軽度の障害があり、中学3年の時にパラリンピックを目指すようになりました。
動画を見ていただくとわかりますが、スピード感と迫力あるプレー、本当に「すごい」の一言に尽きますよね。
★別所キミヱ選手
彼女をみて驚かれた方も多いかもしれませんが、1947年12月生まれで現在72歳です。
そんなに年齢が上のようには見えませんよね。
アテネ、北京、ロンドン、リオ、4連続でパラリンピックに出場しています。
年齢を感じさせないかわいらしさと強さ、本当に尊敬の一言です。
【パラリンピック】卓球のルールまとめ
パラリンピックの卓球のルールと実際のプレーの様子がわかる動画をご紹介しました。
障害の程度によってプレーの感じもかなり違ってきます。
ですが、身体に障害があってもここまでしっかりプレーができるというのを見ると、なんだか勇気づけられますし、応援にも熱が入ってしまいますよね。
パラリンピックも延期となってしまいましたが、この期間に選手たちもさらなるレベルアップの為に練習を重ねていることでしょう。
本番が楽しみですね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント