2020年7月に開幕する東京オリンピック。
サーフィンは東京オリンピックから正式採用になった競技です。
今回は、日本代表選手の大本命と言われている五十嵐カノア選手についてプロフィールや実績、練習や強さの秘訣、ご両親や本人の性格、東京オリンピックへの出場についてご紹介します。
【東京オリンピック】サーフィン 五十嵐カノア選手のプロフィール
引用:https://surfinglife.jp/news/10357/
五十嵐カノア選手について基本的な情報を知ることで、オリンピックをさらに面白く見ることができるので早速プロフィールを紹介します。
五十嵐カノア選手プロフィール
名前 | 五十嵐カノア |
生年月日 | 1997年10月1日(22歳) |
出身地 | アメリカ合衆国・カリフォルニア州 |
血液型 | A型 |
身長/体重 | 180cm/70㎏ |
国籍 | 日本国籍/アメリカ国籍 |
所属 | 木下グループ |
家族 | 父・母・弟の4人家族 |
出身高校 | 不明 |
特技 | 英語・日本語・ポルトガル語・スペイン語・フランス語 |
趣味 | ゴルフ・音楽・旅行 |
https://www.instagram.com/kanoaigarashi/?hl=ja |
【東京オリンピック】サーフィン 五十嵐カノア選手の実績
五十嵐カノア選手のプロフィールは確認できたでしょうか。
過去には多くの実績を残しているので確認しておきましょう。
主な過去の実績を記載
年月 | 大会名 | 成績 |
2009年 | NSSA年間最多優勝回数30勝達成 | |
2010年 | NSSA全米ナショナルチャンピオン | |
2012年 | USA Championship U-18 | 優勝 |
2016年 | WCT Billabong Pipe Masters | 準優勝 |
2017年 | WSL Vans USOpen of Surfing | 優勝 |
2018年 | WSL Qualifying Series 3000 – Pro Santa Cruz 2018 | 優勝 |
2019年 | WSL CT#3 – Corona Bali Protected | 優勝 |
いかがでしょうか。
素晴らしい実績を残していますね。
これからさらに成長していく楽しみな選手です。
【東京オリンピック】サーフィン 五十嵐カノア選手の練習や強さの秘訣
五十嵐カノア選手は、両親が元プロサーファーだったため、幼いころからサーフィンの英才教育を受けてきました。
ただ本人にも産まれ持った才能があったのでしょう。
3歳の時に初めてサーフィンをやった時、その日のうちにボードに立つことができたといいます。
その後みるみる上達し、6歳の時にはローカルコンテストに出場し、優勝してしまうなど早いうちから才能を開花させました。
毎日ジムで鍛えている下半身と、海での練習で必然的に鍛えられる上半身が持ち味のカノア選手は、毎日6時間の海での練習後、陸上でのトレーニングを行い、バランスと体幹を鍛えぬいています
こういうストイックな日々の練習の積み重ねが、強さの秘訣なのです。
メンタル面からみると、カノア選手はモチベーションが低い時は練習をしないようにしているそうです。
モチベーションが低い時にいくら練習をしても悪いイメージばかりが先行してしまい上達しないからだといいます。
また、純粋にサーフィンが大好きだという気持ちはとても大切で、常にその気持ちをもってサーフィンをするように心がけているそうです。
これまで数々の記録を出してきたカノア選手。
ですが本人は特に記録を強く意識するようなことはないそうで、プレッシャーも感じることはあるけれど、それすらも試合を楽しむための要素として取り入れるようにしています。
例え試合に負けたとしても負けたことを今後のモチベーションにつなげ、どうすれば次勝つことができるかを考えることがとても楽しいそうです。
カノア選手は高校を2年とび級で卒業しています。
これは頭脳明晰じゃないとできないことです。
この頭の良さを競技にも存分に活かすことができているというのも強さの秘訣です。
サーフィンはただ波に乗るだけでは勝てないスポーツ。
どの波をどう選んでのるか、スコアはどのくらいになるのかなどを考える思考力が問われるスポーツなのです。
【東京オリンピック】サーフィン 五十嵐カノア選手のご両親や本人の性格・東京オリンピックへの出場について
五十嵐カノア選手のご両親は、子供にもサーフィンをやらせたいという思いからアメリカへ移住。五十嵐カノア選手を授かりました。
2歳の頃に現在住んでいるカルフォルニア州ハンティントンビーチへ引っ越し、海とサーフィンを身近に感じられる環境で暮らし、そんな生活のなかで自然とサーフィンをはじめ成長してきました。
そんなカノア選手のご両親は、現在でも普段の食事や大会への帯同など心置きなくサーフィンに集中できるよう欠かさずサポートを行っています。
また、カノア選手は幼いころから世界を転戦していたため、海外に友達がとても多いです。
とても人懐っこい性格でどんな人とでもすぐに仲良くなれるようです。
東京オリンピックを目指すことについては、ご両親ともに日本人ですが、アメリカで産まれたため日米両方の国籍を持っていたカノア選手。
東京オリンピックからサーフィンが正式競技となり初めての大会が東京。
これまで純粋にサーフィンだけをしていたかったカノア選手は国籍について考えないようにしてきましたが、日本に住む祖父母も高齢になりこの機会を逃すとオリンピックに出場し戦っている姿を見せてあげられることができなくなってしまうかもしれないと考えたそうです。
そして、2017年12月、国籍を日本に変更し日本代表として東京オリンピックを目指したいという意向を表明します。
自身のなかオリンピックはとても大きいものであると同時に、日本代表となることであまりメジャーではないサーフィンを、アジア圏の人々に広めていき、アジアの若手プロサーファーのサポートをしていくこともできたらと思ったそうです。
【東京オリンピック】サーフィンの五十嵐カノア選手のまとめ
日本国籍を選び日本代表を目指している五十嵐カノア選手。カノアという名前はハワイ語で「自由」という意味です。
名前の意味と同じようにカノア選手が、東京オリンピックで自由に伸び伸びと競技をしている姿をみることができるのを楽しみにしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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