2020年、いよいよ東京でオリンピックが開催されることになり、どの競技でも誰が日本代表に選ばれるのかが注目されています。
中でも水泳は、メダル獲得の期待も大きく、注目度も非常に高くなっています。
東京オリンピックの水泳の大橋悠依という選手をご存知ですか?
「遅咲きの選手」という声もあるのですが、それはどういうことなのか、どういった選手なのかをご紹介します。
東京オリンピック!水泳の大橋悠依選手が遅咲きってホント?
東京オリンピックの水泳で大橋悠依という選手がいます。代表候補としても名前があがっているのですが、一部では「遅咲きのエース」ともいわれています。
大橋悠依選手は1995年10月生まれで、この記事を書いている現在はまだ23歳です。
現在の日本女子競泳界では、10代の選手の活躍が話題になることが多いのは皆さんもご存知の通りです。
そんな中、大橋悠依選手が日本選手権で優勝したのは21歳の時で、彼女が注目されるほどの好成績を残すようになったのは、20代に入ってからなので、「遅咲きのエース」と呼ばれるようになりました。
20歳を過ぎてから実力が伸びる選手というのは、女子水泳界ではかなり珍しく、思うような成績を残せないツライ時期を乗り越えたことで、心身ともに大きく成長しみごとに花開いた選手なのです。
2019年世界水泳での失格について
2019年7月に韓国の光州で競泳の世界選手権が開催されました。
東京オリンピックの水泳の大橋悠依選手も出場したのですが、「失格」となったニュースは、まだ記憶に新しい処ではないでしょうか。
このニュースを知ったファンはかなりショックを受けたはずです。
どうして失格だったのでしょうか?
大橋悠依選手は、200m個人メドレー決勝に出場しました。
前回は銀メダルを獲得していることもあり、大きな期待が寄せられていたことは言うまでもありません。
ですが、結果は6位となってしまいました。
レース自体も展開は苦しかったのですが、2種目目の背泳の後の平泳ぎに入るところで、本来であれが「1かき1蹴り」でなければいけないところを、2度蹴りしてしまったことが違反となり失格なってしまったのです。
ですが、この大会のこのレースでは、結局後半レースもタイムが思うように伸びなかったため、この失格がなかったとしても、良い成績を残すことはできませんでしたし、メダルを獲得することもできなかったでしょう。
本人も相当ショックを受けて落ち込んでいたようですが、最終日に行われた400m個人メドレーの決勝では、しっかりと気持ちを切り替えて銅メダルを獲得しました!
これは日本人では21年ぶりとなるメダル獲得となり、大きな話題となりました。
周囲の励ましもあったと思いますが、オリンピック代表に必要な「メンタル面での強さ」も証明できたといってもいいのではないでしょうか。
大橋悠依選手はメダル候補?
遅咲きエースといわれている大橋悠依選手ですが、東京オリンピックのメダル候補ともいわれています。
周囲の期待も大きいのですが、何より大橋選手本人が東京オリンピックで金メダルを獲ることを目標に、日々頑張っています。
ですが、世界の壁はとても高く厚いのが現実で、最大の強敵といわれているのが、ハンガリーのホッスーという選手です。
ホッスー選手は30歳と、大橋選手よりもかなり年齢が上で、ベテラン選手です。
二人のタイムの差は、400mでは4秒いようあり、200mでも1秒以上の差がついています。
この差を埋めるには、やはり大橋選手自信がもっと強くなる必要があります。
相手選手はすでに30歳になっており、まだまだ20代前半の大橋選手の方が強くなる可能性があり、ホッスー選手に勝つことも不可能ではありません。
彼女が東京オリンピックまでにどこまで強くなっていくのか楽しみですね。
まとめ
東京オリンピックの水泳の大橋悠依選手についてご紹介しました。
若い世代の活躍が目覚ましい女子競泳界で、20代からその才能を開花させた遅咲きのエースです。
苦しい時代もありましたが、その時代が今の彼女を作ったといっても過言ではありません。
これからもきっと素晴らしい泳ぎを見せてくれる大橋悠依選手、みなさんも応援してあげて下さいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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