東京オリンピックの開催まであと365日をきり、皆さんの中でも、すでにチケット抽選でお目当ての競技のチケット入手に成功した方も多いでしょう。
今回は、東京オリンピックの水泳で男子の選手の中から、「競泳」「飛込」の注目してほしい選手をピックアップしてご紹介します。
日本代表候補にも名前が挙がっている方が多く、ご存知の方も多いかもしれませんが、知らない方はしっかりとチェックしておいてください!
東京オリンピックの水泳の男子の選手~競泳編~
東京オリンピックの水泳の男子の選手で、まずは競泳で注目すべき選手からご紹介していきます。
瀬戸大也
1994年5月生まれの瀬戸選手は、埼玉県出身で、身長174㎝、体重は73㎏と公表されています。
まだまだ若手の選手ですが、すでにリオオリンピックの400m個人メドレーで3位に入賞したという素晴らしい実績を持っています。
その他にも、この400m個人メドレーと200mバタフライで日本記録保持者でもある瀬戸選手。
否応なしにメダル獲得への期待は高まっています。
[box title=”あわせて読みたい” style=”default” title_color=”#FFFFFF” radius=”3″]瀬戸大也の詳細はこちら[/box]萩野公介
1994年8月生まれで身長は177㎝で体重は71㎏、東洋大学体育会水泳部に所属しています。
荻野選手はすでに皆さんもご存知の通り、今や日本男子競泳のエースです。
日本記録も、100m・200m個人メドレーや200m自由形でも持っており、今回の東京オリンピックの競泳で最も金メダルに近いといわれている選手の一人です。
坂井聖人
1995年6月生まれ、副親出身の坂井選手の身長は181㎝で体重は77㎏と公表されており、高身長の選手であることがわかります。
リオデジャネイロオリンピックの際には、200mのバタフライでみごと優勝し銀メダルを獲得した選手です。
2019年4月に中国で行われたCS第1戦の200mバタフライでも優勝し、代表候補ともされています。
入江陵介
皆さんもよくご存知の入江選手です。
1990年1月生まれの入江選手は、日本男子競泳の中ではもうベテラン選手ですね。
リオでは惜しくもメダル獲得を逃していますが、2019年4月のCS第1戦の背泳ぎ200mで2位という成績を残すことができています。
東京オリンピックでも、ぜひ入江選手のあの美しい背泳を観たいですね!
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山口観弘
山口選手も瀬戸選手や荻野選手と同じく、1994年の9月生まれで若手選手です。
志布志ドルフィンスイミングクラブ所属で、2011年に100m平泳ぎで、あの北島康介選手の高校記録をみごと更新しています。
さらには2012年で世界記録を更新し話題となりました。スランプの時期もありましたが、徐々に復活の兆しを見せています。
小日向一輝
1994年10月生まれで、身長は170㎝、体重は63㎏の小日向選手は、平泳ぎの選手になります。
現在はセントラルスポーツに所属しており、2017・2018年2年連続で、日本選手権平泳ぎで3位という成績を残しています。
さらには、42019年4月の日本選手権で2位の座に輝き、世界水泳代表となっています。
東京オリンピックの水泳の男子の選手~飛込編~
東京オリンピックの飛込で注目していただきたい選手をご紹介します。
寺内健
1980年8月兵庫県宝塚市生まれの寺内選手は、ミキハウス所属の選手です。
寺内選手が水泳を始めたのは生後半年。
今ではそれほど珍しくはありませんが、彼の年齢を考えると、当時は今ほどベビースイミングが人気ということもなかったはずです。
競泳選手として日々練習を重ねていましたが、残念ながら思うようにタイムを伸ばすことができず、飛込日本代表のコーチによって、飛込の世界に転向することとなりました。
飛込をはじめて3年目の中学2年生の時すでに日本選手権で史上最年少優勝を成し遂げました。高校1年の都市には、アトランタ大会にも出場し、2001年の世界選手権で日本人初の銅メダルを獲得するという素晴らしい成績を残しています。
実はすでに5回ものオリンピックを経験していますが、残念ながらまだ一度もメダル獲得に至っていません。前回オリンピックのリオの大会の時には、メダルまであと少しというところで、不運にも強風の影響を受けてメダルを逃してしまいました。
水泳を始めて今日まで、けして順風満帆ではなく、悔しい思いも何度となく経験してきている寺内選手だからこそ、今回の東京オリンピックに出場して、ぜひメダルをその手につかんでもらいたいですね!
玉井陸斗
2006年9月生まれで、現在12歳の玉井選手の身長は143㎝、体重36㎏と、まだまだ成長途中の選手です。
小学1年生の時に参加した飛込体験教室をきっかけに、この世界に入りました。
5年生になると、本格的に高飛び込み競技をスタートさせ、2019年4月に行われた日本室内選手権兼世界選手権代表選考会の高飛び込みで、優勝しました。
本来ならこの大会で優勝すると、世界選手権代表となれるのですが、残念ながら14歳という年齢制限の壁が立ちはだかり、代表となることはできませんでした。
東京オリンピックには出場可能なので、日本代表候補及びメダル候補ともいわれるほど、飛込界では大注目の選手となっています。
小柄で身軽なその体型を武器にして、難易度の高い技も成功させていっています。
まだまだこれからどういった選手に育っていってくれるのか、とても楽しみですね。
坂井丞
1992年8月神奈川県生まれの坂井選手は、ミキハウスに所属しており、元飛込選手両親のもと、幼稚園の頃から大会にも出場していました。
小学5年生ですでに全国大会で優勝という成績を残しており、2014年の仁川アジア大会では、3m飛板飛込で3位に輝き銅メダルを獲得しています。
坂井選手の専属コーチは彼の父親が担当しているので、親子で東京オリンピックを目指し、いくつもの国際大会に出場しながら、着実に力をつけてきています。
東京オリンピックという大きな舞台で、実力を出し切ってぜひメダルを手にしてもらいたいですね。
競泳はやはり一番人気!
東京オリンピックの水泳は、いくつかの種目がありますが、中でもやはり一番人気があるのは「競泳」です。
すでに観覧チケットの値段も公開されていますが、競泳の決勝となると、一番いい席だと10万越えとなっています。
ですが、どうしてそんなに競泳だけに人気が集中するのでしょうか?
競泳といえば、平泳ぎ、背泳ぎ、バタフライ、自由形、リレーといった種目がありますが、どれもよく見ればとてもシンプルな競技です。プールの中を、決められた型で決められた距離の中で順位を競います。
1位、2位、3位、とてもシンプルでわかりやすく、誰が勝ったのかが一目瞭然です。
子供たちの運動会でも盛り上がる競技といえば、リレーや○○m走などの、順位がすぐに誰にでもわかるものです。
誰が見ても、メダルを獲得したのが誰なのかすぐにわかるという点が、競泳の人気の理由なのではないでしょうか。
また、日本はオリンピックの競泳で、昔からメダルを獲得してきているという歴史があります。メダル獲得数も多いことから、東京オリンピックの競泳への期待はひじょうに大きいものとなっているのです。
東京オリンピック水泳の男子選手まとめ
東京オリンピックの水泳の男子の選手で、「競泳」と「飛込」で注目していただきたい選手をご紹介しました。
今回ご紹介した選手は、東京オリンピックの水泳の日本代表候補であり、メダル獲得の可能性が高いとされている選手ばかりです。
とくに競泳においては、これまでのメダル獲得の歴史もあるので、今回の東京で行われるオリンピックでも、ぜひメダルを獲ってもらいたいという声が多いのも確かです。
まだ正式な代表も決まっていませんが、東京オリンピックに出場するすべての水泳の選手が、実力を出しきり、悔いのない戦いをしてもらいたいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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