2020年の東京オリンピックに新しい競技種目が採用されました。その名前は「クライミング」です。オリンピックのクライミング種目は、作られた岩を素手で登るだけでなくロープを使って登るリード、早さを競うスピードという競技の複合で構成されます。
今回は、若干22歳という若さで世界と戦うクライマー野中生萌選手に注目し、そのプロフィールや強さの秘密に迫ります。
【東京オリンピック】クライミング 野中生萌プロフィール
野中生萌選手はどのような選手なのでしょう。野中生萌選手のインスタグラムやTitterを含め、プロフィールを紹介します。
野中生萌選手のプロフィールは以下の通りです。
野中生萌プロフィール
名前 | 野中 生萌(のなか みほう) |
生年月日 | 1997年5月21日(22歳) |
出身地 | 東京都豊島区 |
血液型 | B型 |
身長/体重 | 162cm/52kg |
所属 | XFLAG |
家族 | 両親と姉2人 |
出身高校 | 学校法人 日出学園 |
趣味 | 髪色を変えること |
特技 | 不明 |
https://twitter.com/rrrff2ratfink | |
https://www.instagram.com/nonaka_miho/?hl=ja |
野中生萌選手の特徴は、抜群のスタイルの良さと長い髪の毛です。
趣味が髪色を変えることと言っている通り、金髪や赤などさまざまな色に変わります。競技中は髪の毛をバンダナや結んでいるので分かりにくいですが、髪の毛にも注目してみてください。
また、TwitterやInstagramもしており、クライミング以外のスポーツもするなどアウトドアで行動力のある一面もあります。
また、彼氏もいるようでTwitterやInstagramによく2ショットの写真が掲載されています。
【東京オリンピック】クライミング 野中生萌の実績・成績
野中生萌選手はアウトドアの一面もある人であることが分かりました。
野中生萌選手はこれまでに数々のクライミングの実績や成績を残しています。
野中生萌選手のクライミングの実績や成績について紹介します。
年月 | 大会名 | 成績 |
---|---|---|
2010年 | 第13回JOCジュニアオリンピックカップ(ユースC:リード) | 優勝 |
2014年10月 | アジア選手権(ボルダリング) | 優勝 |
2015年8月 | ワールドカップ重慶大会 | 2位 |
世界ユース選手権(ジュニア) | 優勝 | |
2015年11月 | アジア選手権(ボルダリング) | 優勝 |
2015年12月 | アジアユース選手権(ボルダリング) | 2位 |
アジアユース選手権(スピード) | 2位 | |
2016年9月 | ワールドカップ(ボルダリング) | 年間総合2位 |
パリ世界選手権(ボルダリング) | 2位 | |
2017年 | ワールドゲームズ2017(ボルダリング) | 2位 |
2018年 | ワールドカップ(ボルダリング) | 年間総合優勝 |
2019年 | ワールドビーチゲームス | 優勝 |
チャイナオープン広州 | 優勝 |
野中生萌選手が世界の舞台で戦うきっかけとなったのは、2010年に開催された第13回JOCジュニアオリンピックカップです。
この大会をきっかけにジュニアの日本代表となり、数々の世界選手権に出場しています。
特に注目すべきは2016年のワールドカップボルダリングの年間総合2位という成績です。
2016年にワールドカップボルダリングの年間総合2位となったのは野中生萌選手が若干19歳ですので10代で世界2位を掴んだ選手です。
【東京オリンピック】クライミング 野中生萌の強さは小さい頃に培った柔軟性や体幹!
野中生萌選手がクライミングを始めたのは9歳の頃です。幼い頃より趣味が登山の父親と山登りをしていました。その山登りのトレーニングのために連れていかれたのが東京池袋のクライミングジムです。
姉2人が簡単に登る姿を目の当たりにした野中生萌選手は、学校終わりにクライミングジムに通い練習します。また、野中生萌選手は小さい頃よりバレエや器械体操をしており柔軟性や体幹があることも強さの秘訣です。
その他にも野中生萌選手の強さが分かるのが握力の強さです。
20代の一般女性の握力が23~25㎏ですが、野中生萌選手は握力がなんと50㎏もあります。20代の一般女性の約2倍です。この握力と柔軟性が野中生萌選手の強さを支えています。
【東京オリンピック】クライミング 野中生萌は20代とは思えない行動力の持ち主
2020年の東京オリンピックでクライミングの種目が追加されることになって喜んだのも束の間、種目の競技で困ることがありました。それは、日本にはクライミングの種目の1つである「スピード」の施設が少ないことです。
日本には、ボルダリング・リードの施設は沢山ありますが、スピードの施設はなく、世界でも通用しませんでした。何としても2020年の東京オリンピックでメダルを目指したいと考えた野中生萌選手が考えた方法は「クラウドファンディング」です。
2018年にクラウドファンディングで資金を集め、野中生萌選手地元である東京都豊島区と立教大学の協力を得て、東京初の「スピードクライミング」の場所を作っています。クラウドファンディングで集めた資金は約470万にもなり、残りの金額は野中生萌選手が自腹で払ったそうです。
野中生萌選手は、20代でスピードクライミングを作った行動力のある選手です。
【東京オリンピック】クライミングの野中生萌のまとめ
クライミングの野中生萌選手は、おしゃれで行動力のあるクライマーです。10代でボルダリング部門の年間2位を獲得し、野口啓代選手と共に日本女子のクライミング を引っ張っています。
2020年の東京オリンピックまで1年を切ったいま、野中生萌選手の活躍に注していきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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