2020年7月~8月に開催される東京オリンピックの暑さ対策が話題になっています。
いろいろな対策が今年の夏に試されましたが、効果のある対策はと方法は見つかったのでしょうか。
また、自ら対策をする必要もあるので最も効果がありそうな方法やグッズを紹介します。
東京オリンピックの暑さ対策で効果があったのは?
東京都を中心に開催されますが、この時期の気温は35度以上になる可能性があるため暑さ対策が必須となっていて、長時間競技を行うマラソンなどでの対策の検討が急がれています。
特に屋外観覧する観客は長時間を外で競技を見るため熱中症になりやすく対策が必須です。
そこで、これまでに対策として実験などをしてきた方法をまとめてみました。
国や東京都などが今年の夏に行った暑さ対策の実験をいくつか紹介しましょう。
■会場に雪を降らせる。
カヌーの競技会場で行われた実験ですが、氷300キロを使って降雪機で人口雪を降らせてみましたが、気温や湿度は開始前と後では変化がありませんでした。
結果は効果なし。
■観客に冷却剤を配布
冷却剤は一般的に暑さを和らげるグッズとして利用されています。
一時的に体を冷却する方法として効果がありますが、長時間の観戦など長時間継続して冷却ができないのが難点です。
冷たくなくなったら常に新しい冷却剤を配布するという方法もありますが、予算が許す限り対策としては有効ではないでしょうか。
■ミスト装置を設置
ミスト装置は今や色んな場所で見かけるようになりましたね。
ミストにあたった瞬間、肌が涼しくなった感覚がとても効果があります。
しかし、会場全体にミストを届かせることができないので、一部分へのミスト効果ということになりそうです。
それでもミスト効果は必要なので、色んな会場にミスト装置が設置されるのではないでしょうか。
特に移動時にシャトルバスを待っている間に熱中症になる可能性もあるので、待機場所にテントとその中にミスト装置を設置することで、大きな効果がありそうです。
灼熱地獄の中で待つのとミストに浸りながら待つのとでは大きな差が出てくるのか当然でしょう。
■手荷物検査場にアサガオ
これには色んな評価があるようですが、手荷物検査場に通常は並ぶための柵が設置されて順序良く並んで入場することになりますが、その柵の代わりにアサガオの鉢を置くというもの。
これは、来場者に少しでも涼しい感覚になってもらうためのようです。
ただ実際のところ大きな効果があるとは思えませんね。
■被る傘
東京都の小池知事が鳴り物入りで作成した頭にかぶる傘です。
ボランティア用の暑さ対策で作成したようですが、あまり人気というか評価は高くなかったです。
帽子よりも多くの範囲を日陰にしてくれるので、帽子だけでは隠し切れない体の一部も傘であれば日陰にしてくれるので、効果はあるでしょう。
1964年のオリンピックは10月だった。
1964年に開催した東京オリンピックでは夏開催はできないとの結論を出し、10月開催に決まったと言われてます。
既に過去に夏の開催を検討して不可能だと判断されているにも関わらず、夏に開催することを変えないのはなぜなのでしょうか。
それにはアメリカのテレビ局が払う放映権料が多く7月のコンテンツが少なくなる時期を望んでいるからだと言われています。
そして、今回の東京開催を掴むために夏開催を変えなかったようです。
自分で守る暑さ対策は必要!便利グッズを紹介
政府や組織員会がやる暑さ対策には予算という限界がありますので、大きな期待はしない方がいいでしょう。
ロッテ ヒヤロン
常に携帯して置くことができるすぐれもの。
冷凍させておく必要もないので、必要な時に強くたたくだけ!
いざというときに威力発揮しそうですね。
ただ、30度の気温の中で40分持つということなので、一日中炎天下の観戦では一時期のクールダウンによさそうです。
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熱中対策 服の上から体を冷やすスプレー 無香料
携帯するには少し邪魔かもしれませんが、お子さんがいる場合は、瞬間的に涼しく感じるので、定期的に服の上からスプレーしてあげれば効果があるでしょう。
特に服を脱がないでもOKなので使い勝手は良いですね。
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Gizaniton 冷却タオル(3セット)
水に濡らして絞るだけで、冷感を感じることができます。
首に巻いたり、顔に当てたりすることで、繰り返し冷感を感じることができます。
炎天下の下でも簡単に対策できますね。
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携帯扇風機
今では多くの方が持ち歩いている扇風機。
いつも風を受けて、うちわよりも必要な時に、手が疲れることなく風を作ってくれるすぐれものです。
1つ買ってシェアしながらだとお得です。
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まとめ
東京オリンピックの暑さ対策は、熱中症患者を出さないために必要不可欠な対策です。
しかし、有効な対策は確率されていないのが現状なのです。
ということは、自ら熱中症にならないように無理をしないことが重要です。
体調が少しでも優れない場合は、日陰で休むことが必要ですし、勇気をもって涼しいところで過ごすことが重要。
死に直結する可能性もある熱中症なので、暑さ対策は十分すぎるぐらい万全に行いましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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