東京オリンピックまで約半年と近づいてきました。今から楽しみで仕方がない人も多いのではないでしょうか。
東京オリンピックでメダルが近い競技があります。その競技は、今回より新種目として採用された「クライミング」です。そのクライミングですが、男子には長年トップで居続ける選手がいます。オーストリア出身のヤコブ・シューベルト選手です。
ヤコブ・シューベルト選手は、日本選手の脅威になることに違いありません。ヤコブ・シューベルトとはどのような選手なのでしょうか。強さの秘密も含めて紹介します。
【東京オリンピック】クライミング ヤコブ・シューベルトのプロフィール
引用URL:ヤコブシューベルト公式
ヤコブ・シューベルト選手はどのような選手なのでしょうか。プロフィールを紹介します。
ヤコブ・シューベルトプロフィール
名前 | Jakob Schubert |
生年月日 | 1990年12月31日(29歳) |
国籍/生まれ | オーストリア/インスブルック |
趣味 | サッカー、バレーボール、バスケットボール、テニス、旅行、オンラインゲーム |
https://www.instagram.com/jakob.schubert/?hl=ja | |
公式サイト | https://www.thecrag.com/climber/jakobschubert |
ヤコブ・シューベルト選手はオーストリア代表のクライミング選手です。現在、29歳とクライミング選手の中ではベテランの選手になります。
ヤコブ・シューベルト選手がクライミングを始めたのは、小さい頃、地元インスブルックのクライミングジムに父親が連れて行ってくれたことがきっかけです。
現在は、シーズンの大半を世界各地で過ごし(大会出場のため)、行ったさきで趣味でもある観光も楽しんでいます。
【東京オリンピック】クライミング ヤコブ・シューベルトの実績・成績
ヤコブ・シューベルト選手は、2006年のユース選手権から現在に至るまで、何度も表彰台に経つなど輝かしい成績をおさめています。
ここでは、ヤコブ・シューベルト選手の輝かしい実績・成績を紹介します。
※ボルダリングはB、リードはLです。
年 | 大会名 | 成績 |
---|---|---|
2007~2008年 | 世界ユース選手権(L) | 優勝 |
2010年 | IFSCクライミング・ワールドカップ西寧2010(L) | 2位 |
2010年 | IIFSCクライミング・ワールドカップ(L)プールス2010 | 2位 |
2010年 | IIFSCクライミング・ワールドカップ(L)懐集2010 | 優勝 |
2011年 | IFSCクライミング・ワールドカップ(L)シャモニー、ブリアンソン、西寧、長治、プールス、ボルダ―、アンマン | 優勝 |
2012年 | IFSCクライミング・ワールドカップ(L)クラーニ2012 | 優勝 |
2012年 | IFSCクライミング・世界選手権パリ2012(L) | 優勝 |
2012年 | IFSCクライミング・ワールドカップ(B)重慶2012 | 優勝 |
2013年 | IFSCクライミング・ワールドカップ(L)クラーニ2013(L) | 優勝 |
2013年 | IFSCクライミング・ワールドカップ(L)プールス2013 | 優勝 |
2013年 | IFSCクライミング・ワールドカップ(B)キッツビューエル2013 | 優勝 |
2014年 | IFSCクライミング・ワールドカップ(L)木浦2014 | 優勝 |
2017年 | IFSCクライミング・ワールドカップアルコ2017(L) | 優勝 |
2017年 | IFSCクライミング・ワールドカップ(L)クラーニ2017 | 優勝 |
2017年 | チャイナオープン広州2017(L) | 優勝 |
2018年 | IFSCクライミング・世界選手権2018(L) | 優勝 |
2018年 | IFSCクライミング・ワールドカップアルコ2018(L) | 優勝 |
2018年 | IFSCクライミング・ワールドカップヴィラール2018(L) | 優勝 |
2019年5月 | IFSCクライミング・ワールドカップ(B)ミュンヘン2019 | 優勝 |
2019年8月 | ISFCクライミング選手権大会八王子(B,C) | 2位 |
2019年8月 | ISFCクライミング選手権大会八王子(L) | 3位 |
ヤコブ・シューベルト選手は、ユース時代から数えると優勝回数26回、表彰台に上がった回数は67回も数える輝かしい成績の選手です。ヤコブ・シューベルト選手がクライミングを始めたころはリードの競技が主体でした。
そのリードにおいて長い間敵なしと呼ばれる王者で、2006年のユース初登場から長い間世界のクライミング界を支えている選手です。
【東京オリンピック】クライミング ヤコブ・シューベルトの強さの理由はクライミングを楽しむこと
ヤコブ・シューベルト選手は、2006年のユース選手権出場以降、長い間表彰台に登っています。
ヤコブ・シューベルト選手の強さの秘訣は、常にクライミングを楽しんで登ることのようです。勝負にこだわりすぎてしまうと、モチベーションを維持できません。
ヤコブ・シューベルト選手は練習の時からクライミングを楽しむことを心がけ、さまざまな課題に挑んでいるようです。常に目の前の課題に向き合い楽しむ続けた結果、今の輝かしい成績に繋がっています。
しかし、クライミングが初の競技種目となる東京オリンピックは、メダルを狙うと宣言していますので、ヤコブ・シューベルト選手はリードだけでなくボルダリングやスピードも挑戦しています(オリンピック種目はボルダリング・リードスピードの複合です)。
【東京オリンピック】クライミング ヤコブ・シューベルトは日本好き?
2019年の代表合宿で来日したヤコブ・シューベルト選手ですが、実は日本好きのようです。日本が好きな理由について紹介します。
まず、1つ目は日本には優秀なクライミング選手がおり、クライミングジムの設備が整っているからのようです。
日本には約500カ所あると言われ、それぞれが個性あるクライミングジムがあります。また、日本選手はレベルが高いので良い刺激をうけるそうです。
次に日本好きの理由は、食べ物がどこに行っても美味しいからのようです。
外国から来る観光客の人気日本食は寿司という人が多いですが、ヤコブ・シューベルトの好きな食べ物はラーメンやうどんなどの麺類です。こんなに美味しい料理が食べられる国は日本かイタリアだと思うほど日本は食べ物が美味しいそうです。
東京オリンピックで日本に来日したら、大好きな日本食を沢山食べているかも知れませんね。
【東京オリンピック】クライミング まとめ
ヤコブ・シューベルト選手は、長年クライミング界を引っ張ってきたクライミング選手です。クライミングを常に楽しむことを頭に置きさまざまな課題に取り組んでいます。
ヤコブ・シューベルト選手は、東京オリンピックで日本男子がメダルを取る最大のライバルになるでしょう。
東京オリンピックでのヤコブ・シューベルト選手に注目です。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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