【東京オリンピック】競歩の鈴木雄介!グロインペイン症候群と戦い苦境を経て五輪代表に内定!

競歩

東京オリンピックの競歩の鈴木雄介選手が日本代表に内定しましたが、世界陸上で競歩界初の金メダルを獲得したということも大きな話題となりました。

実は彼はある病と闘いながら、苦しい時期を乗り越えて、今回五輪日本代表内定をつかみ取っていたことがわかりました。
鈴木雄介選手のプロフィールや、戦績、病のことについてご紹介します。

東京オリンピックの競歩・鈴木雄介選手のプロフィール情報!

東京オリンピックの競歩・鈴木雄介選手の出身地は「石川県能美郡辰口町」となっています。

1988年1月2日生まれで現在(2019年10月)は31歳です。
身長は170㎝で体重は57㎏です。
現在は富士通に所属しています。
ご家族はご両親と二人の兄がいる5人家族です。

鈴木選手が本格的の競歩を始めるようになったのは、中学校に入ってからになります。
陸上にはたくさんの種目がありますが、中でも、競歩という競技を選んだのはどうしてなのかというところはわかりませんでした。

ですが、陸上を始めることになったのは、2歳上のお兄さんの影響であるという情報もありました。

競歩を始めた鈴木選手。
彼の中に隠れていた競歩の才能は、すぐに花開くことになります。

中学の時に競歩を初めて、3,000m競歩や5,000m競歩などで次々に中学最高記録をたたき出したのです!
当然高校は陸上の強い私立の学校に進学するものと誰もが想像したでしょう。

ですが彼は公立に進学しました。
その理由が、高校で競歩の結果を出せない時は、普通に大学に進み就職という道を行こうと決めていたからです。

高校に進学した鈴木選手は、様々な大会で素晴らしい成績を残し、競歩選手として着実に成長していったのです。

鈴木雄介選手のこれまでの戦績はどうなっているのか?

東京オリンピックの競歩の鈴木雄介選手は、競歩を始めた中学時代から素晴らしい成績を残してきています。
これまでの戦績を調べ判明した一部をご紹介していきます。

2005年 世界ユース陸上競技選手権大会 1万m 3位
2006年 世界ジュニア選手権 1万m 3位
2010年 アジア競技大会 5位入賞
2011年 世界選手権 20㎞ 8位入賞
2012年 ロンドンオリンピック出場 36位
2013年 日本選手権 20㎞ 1位
2014年 仁川アジア競技大会 2位
2015年 全日本競歩能美大会 20㎞ 1位(世界新記録樹立)

2019年の4月時点でも、鈴木選手が出した20㎞競歩の世界新記録は破られていません。
すでに4年が経過しているのに、この記録が破られていないということは、とてもすごい記録であったということが想像できますね。

過去にオリンピック出場経験もあることから、大舞台で今度こそ実力を発揮してもらいたいですね!

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鈴木雄介選手はグロインペイン症候群だった!

鈴木選手は、先にもご紹介している通り、2015年に世界新記録を樹立しているのですが、その後股関節に痛みがある状態で、痛み止めを飲みながら世界選手権に出場し、途中棄権しています。

この無理もたったのか、グロインペイン症候群(鼠径部痛症候群)を発症してしまい、2年9ケ月間試合に出場できない状態が続きました。

リオデジャネイロオリンピックの選考会にも出場できなくなり、地元である石川県に帰省している間、いろいろな思いが彼の頭を巡ったはずです。

名医と出会えたこと、あきらめずに治療を続けた結果、実践にも復帰できただけでなく、東京オリンピックの日本代表内定を勝ち取ったのです!

まとめ

東京オリンピックの競歩の鈴木雄介選手は、競歩を始めてすぐの頃から数多くの大会に出場し、素晴らしい成績を残してきています。

一時期は病を発症し、実践にも出られない状態でしたが、あきらめることなく治療を続け、第一線に復帰しました。
復帰した鈴木選手は、皆さんもご存知の通り、世界選手権の50㎞競歩でみごとに金メダルを獲得し、東京オリンピックに内定しました。

どん底ともいえる時期を乗り越えて復活した鈴木選手。
自分の為だけでなく、周囲の応援してくれている人たちのためにも、オリンピックで金メダル獲得を目指します!

これからも鈴木雄介選手の応援、宜しくお願いします!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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