リオデジャネイロオリンピックで代表選考から漏れた佐藤瞳。
その時の悔しさをばねに、目標を東京オリンピック卓球女子代表とし、毎日のトレーニングに励んでいます。
佐藤瞳は、2016年クロアチアオープンで、福原愛や伊藤美誠などを破り優勝しています。
2017年4月の世界ランキングでは、9位に入るなど実力を証明してきている急成長選手です。
佐藤瞳の卓球スタイルは、カットマン。
カットマンというと守り重視となりますが、突然の素早い攻撃で相手を魅了します。
そんな佐藤瞳は、東京オリンピック卓球女子代表にもっとも近い存在ではないでしょうか。
東京オリンピック卓球女子代表を狙う佐藤瞳のプロフィール
それでは、まず佐藤瞳のプロフィールからまとめていきたいと思います。
佐藤瞳
生年月日:1997年12月23日
出身地 :北海道函館市
身長 :163㎝
体重 :52㎏
所属 :ミキハウス
佐藤瞳は、小学2年生の7歳の頃から地元の卓球クラブ南茅部スポーツ少年団で卓球を始めます。
小さな頃から卓球を始める選手は、大体が両親のどちらかが卓球選手や卓球をやっていた事がある経験者の方が多いのですが、佐藤瞳は、自ら始めたと言われています。
小学生の頃は、目立った成績を上げれていないのですが、中学3年生になって全国中学卓球大会で優勝し、ここから注目される選手となります。
佐藤瞳は、強い選手が通うエリートアカデミーの強化組織に入っていないので、自らの努力でここまで成長してきた努力家だという事が分かります。
高校1年生でインターハイで準優勝してからは、ITTFワールドツアーに参戦していますので16歳から世界の国際的なレベルの下で経験を積んでいます。
東京オリンピック卓球女子代表を狙う佐藤瞳の最近の成績
それでは、成長著しい佐藤瞳のリオデジャネイロオリンピックが終わってからの戦いぶりをまとめていきたいと思います。
2016年には、ITTFクロアチアオープン、スロベニアオープンの卓球女子シングルスで優勝。
また、ITTFオーストラリアオープン、ベラルーシオープン、オーストリアオープンの卓球女子ダブルスで優勝しています。
この時のダブルを組んだ選手は、橋本帆乃香で相性はバッチリ、2017年大会もその快進撃はとまりません。
2017年に入ると、ITTFベラルーシオープン、タイオープン、スロベニアオープンで卓球女子シングルスで優勝し、ダブルスでは、同じく橋本帆乃香とペアを組み、タイオープン、クロアチアオープンで優勝を果たしています。
2018年3月での世界ランキングは、過去最高9位から順位を下げて16位となっていますが、特にカットマンとしての成績をみれば、世界でもトップクラスであり、ダブルスを行う上では、カットマンは非常に強いと思います。
世界で戦っていく上では、佐藤瞳の様なカットマンが必要です。
東京オリンピック卓球女子代表に佐藤瞳は非常に近い存在であり、これからの成長も楽しみでなりません。
佐藤瞳の1ラリー10分13秒、766回のラリーとは
カットマンとして安定感のあるラリーを繰り返す佐藤瞳。
2017年のカタールオープンのリー・ジェイとの試合で見たことのないような記録を打ち立てます。
それは、1ラリーがなんと766回のラリーとなり、10分13秒続いたという記録なんです。
練習などではあり得ることだと思いますが、国際大会のワールドツアーで緊張しながらの試合ですからこのラリーは本当に歴史に残る時間になったのではないでしょうか。
ギネス記録に登録申請をかけると間違いなく登録されるというラリーです。
佐藤瞳の技術力が分かるラリーですね。
東京オリンピック卓球女子の佐藤瞳まとめ
佐藤瞳は、日本ではナンバー1のカットマンであり、世界で戦いながら更にその技術を磨いている。
特に、カットマンとしてダブルスでの成績を残しており、東京オリンピック卓球女子代表でメダルを狙う際には、ダブルスでの選手起用がメインになるであろう。
今後、東京オリンピックまでの世界でのワールドツアーでは、伊藤美誠や平田美宇、早田りななどのトップ選手とのダブルペアが多く見られるだろう。
佐藤瞳にとって大切な2年間の戦いが始まったといっても過言ではないでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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