東京オリンピックの野球の年齢制限!何歳から出場できるの?

野球

東京オリンピックで12年ぶりに野球が追加種目として復活したことで、日本の野球ファンの方の間では、さらにオリンピックが楽しみになったという声が多く上がっています。
東京オリンピックの野球では、年齢制限があるのかどうかを知っていますか?いったい何歳から出場できるのかなどを調べましたのでご紹介します。
今後のオリンピックでも野球が見られるのかどうかなどについても併せてご紹介します。

東京オリンピックの野球の年齢制限について

野球というスポーツがオリンピック種目になるのは、実は12年ぶりのことだと知っていましたか?様々な理由があって、オリンピック種目から除外されてしまった野球。
ですが、今回オリンピック開催地が東京になったことをはじめ、様々な条件がそろい、追加種目の一つとして野球が選ばれました。これは本当に嬉しいことですよね。
そうなると気になるのが代表選手なのですが、東京オリンピックの野球に年齢制限があるのかどうかを調べたところ、2019年6月時点の情報では、特にそういった制限はもうけられていないということがわかりました。
今回東京オリンピックで野球が行われるにあたって、年齢制限が気になった方は、きっと他の種目でそういった制限が設けられているからではないでしょうか。
オリンピック種目の中で年齢制限がされているのは、

水泳(飛び込み):15歳以上
体操男子:16歳以上
体操女子:15歳以上
新体操:16歳以上
ボブスレー:満18歳以上
ボクシング:17~34歳まで
男子サッカー:23歳以上はNG
スケート:15歳以上

などになっています。

ずいぶん前のことですが、まだスケート女子の浅田真央選手が現役の時代、彼女はずいぶん早くからその才能と実力が認められた素晴らしい選手でした。
ですが15歳だったため出場することができず、一時期これがかなり話題となったので、記憶に残っているという方も多いはずです。
そういったことがあるので、野球にも年齢制限が設けられるのではないかという噂が飛び交うのも無理はありません。

ですが、先にも書いている通り、今の時点では東京オリンピックの野球に年齢制限はありませんので、現在プロ野球などで活躍中の選手をオリンピックで見られるかもしれませんね。
オリンピック開催中の時期がプロ野球のシーズンと重なるので、プロが出場することはないのでは、と心配されている方もいます。
ですが、来年度のプロ野球の開幕の時期などはすでに変更が発表されています。
レギュラーシーズンは、いつもよりも1週間程度早い3月20日に開幕します。
東京オリンピック開催中は一時中断し、8月14日から再開となっています。日本シリーズの開幕は11月7日。
野球ファンの方にとっては、オリンピックの分だけ、いつもよりも野球を長く楽しめるのではないでしょうか。

何歳からオリンピックに出られるの?

東京オリンピック開催が決まり、オリンピックに興味がなかった方も、自国開催なので「観てみようかな」「誰が出るのかな」といった興味を持つ方が増えているのは確かです。
そこでちょっと気になるのが、そもそもオリンピックというのは何歳から出られるのか、ということです。結論からいいますと、基本的に何歳からという規定は設けられていません。
ただし、先にも書いている通り、

・スケート
・男子サッカー
・ボクシング
・ボブスレー
・体操男女
・新体操
・水泳(飛び込み)

といった競技に関しては、年齢制限が設けられている為、出場できる年齢がそれぞれ決まってしまっています。
定められた年齢に達していなければ、たとえどれだけ優れた選手でも出場はできません。

どういった理由でこのような年齢制限が設けられているのかに関しては、各競技にそれなりに理由があります。
ほとんどの競技に当てはまる理由としては、

・まだ若く体が出来上がっていない
・出場のために厳しい減量などをさせないため
・競技によっては体重が軽い方が有利になる
・故障を防いであげる

などがあげられます。

どうしても年齢が若い為、健康面や今後の選手人生のことも考えてあげないといけません。
これからもっと可能性を秘めている選手が、オリンピックのために故障してその後の選手生命が絶たれるということもあるのです。

ただやはり選手からしてみれば、どんなに頑張って良い成績を残しても年齢だけでオリンピックに出られないということになってしまうなんて、本当に悔しいはずです。
日本だけでなく海外でも、この年齢制限によってオリンピックの出場権が得られずに、涙をのんだ選手がたくさんいます。
ですがそういった選手のみなさんは、その悔しさを次のオリンピックに向けて努力を重ねているのです。
東京オリンピックの野球には年齢制限が設けられていませんが、現在の侍ジャパンでは年齢ごとに代表が分けられています。

U-12:12歳以下の選手チーム
U-15:16歳以下の選手チーム
U-18:18歳以下の選手チーム
U-23:23歳以下の選手チーム

さすがに12歳以下の侍ジャパンの選手がオリンピックの代表選手となることは難しいですが、年齢が上の選手からは、代表となる選手が出る可能性はゼロとは言えません。
おそらく、プロ野球チームに所属して、しっかりとした成績を残してきている方が選ばれると予想されますが、侍ジャパンの若手のチームからも代表選手がでると一層東京オリンピックの野球が楽しみになりますね。

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今後もオリンピックで野球がみられるのか?

東京オリンピックの追加種目として選ばれた野球。
今後もオリンピックで野球がみられると喜んでいる方もいますが、実はそうでもないことがわかりました。

東京オリンピックの次の開催地はもうパリに決定しています。
実はすでに野球はパリオリンピックの追加種目から落選してしまっており、見られないのがほぼ確定といってもいい状態です。

そもそも野球は1984~2008年の間は、オリンピックの正式種目とされ、日本も出場し良い成績を収めてきました。
ですが、北京オリンピックの際に野球を正式種目から除外することが決まりました。
それからずっと野球は追加種目となることもなく、オリンピックで見ることができなくなりました。

今回の東京オリンピックで追加種目としては採用されましたが、正式種目になったわけではありません。
日本でも野球人気は低迷していますし、世界的にみても、野球人口は他のスポーツと比べると少なく、それほど人気があるスポーツではありません。
ですが、12年ぶりに世界的なオリンピックという大会で野球が復活することで、今後、どれくらい先になるかわかりませんが、正式種目に返り咲ける日が来ることを期待しましょう!

まとめ

東京オリンピックの野球には年齢制限はありません。
プロ野球選手が中心となって代表チームが作られることは確実ですが、侍ジャパンの若い選手の中からも選ばれる可能性はあるといえます。

競技によっては年齢制限を設けているものもあります。素晴らしい選手でもその年齢制限によってオリンピックを断念せざるを得ないケースも珍しくありません。
ですが、そういった選手はその後確実に成長し、次のオリンピック代表として選ばれている方が多いです。

野球に関しては、パリオリンピックでは行われないことが濃厚です。
今回代表に選ばれなければ、今後オリンピック出場という可能性に巡り合えるかどうかもわからない状態です。
東京オリンピックで今までになかったほどの盛り上がりをみせられれば、世界的な野球人口を増やすことにもつながっていくはずです。
参加チームは6チームと少ないです。
ですが、選手たちもきっとオリンピックという特別な舞台で、野球を盛り上げるために頑張ってくれるはずです!
応援する側の私たちも、日本を応援するだけでなく、オリンピックの野球を応援していきましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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