東京オリンピックの開幕まであと1年を切り、各競技続々と日本代表選手が決定していっています。
男子テニス競技のマクラクラン勉選手も、東京オリンピック強化指定選手に選ばれました。
今回は、マクラクラン勉選手の実績、強さやプレースタイル、性格や家族、コーチについてご紹介します。
【東京オリンピック】テニス マクラクラン勉選手のプロフィール
それではマクラクラン勉選手の基本的な情報を紹介します。
これを知っていれば、東京オリンピックをさらに面白く観戦することができるはずです。
マクラクラン勉選手プロフィール
名前 | マクラクラン勉(まくらくらんべん) |
生年月日 | 1992年5月10日(27歳) |
出身地 | ニュージーランド |
国籍 | 日本国籍 |
身長/体重 | 185cm/79㎏ |
家族 | 父、母、兄の4人家族 |
出身大学 | カリフォルニア大学バークレー校 |
利き手 | 右 |
趣味 | スポーツ全般、空手 |
得意なサーフェス | ハードコート |
【東京オリンピック】テニス マクラクラン勉選手の実績・成績
マクラクラン勉選手のプロフィールを紹介しました。
次にこれまでの実績・成績を確認しましょう。
主な過去の実績・成績
年 月 | 大 会 名 | 成 績 |
---|---|---|
2017年10月 | ジャパンオープンテニス選手権男子ダブルス | 優勝 |
2018年2月 | 南フランスオープン男子ダブルス | 準優勝 |
2018年5月 | イスタンブールオープン男子ダブルス | 準優勝 |
2018年9月 | 深圳オープン男子ダブルス | 優勝 |
2018年10月 | ジャパンオープンテニス選手権男子ダブルス | 優勝 |
2019年1月 | ASBクラシック男子ダブルス | 優勝 |
2019年2月 | オープン13男子ダブルス | 準優勝 |
2019年3月 | ドバイテニス選手権男子ダブルス | 準優勝 |
素晴らしい成績を残しています。
これからさらに成長し活躍する姿が楽しみですよね。
【東京オリンピック】テニス マクラクラン勉選手の強さ
マクラクラン選手は、子どものころ通っていたテニスクラブに、元トッププロ選手のラン・ベールコーチがやってきたことをきっかけに、このコーチにテニスを本格的に教えてもらおうと思い、13歳のときから真剣にテニスに取り組むようになりました。
それからというもの、サーブやボレーの練習は誰よりも多くこなし、この頃に培った技術が、現在の高速サーブや、ハイレベルなボレーを支えしており、まさに強さの原点といえるでしょう。
現在、マクラクラン選手は主にダブルスを中心に日本国籍を取得し、日本人として活躍しています。
ですが、当初はニュージーランド国籍で、ニュージーランドのシングルスの選手としてプロになり、様々な土地で試合に参加していました。
しかし、テニスはニュージーランドではあまり人気のないスポーツだったため、協会からのサポートもあまり受けられないなかでの大会への参加は、マクラクラン選手の中で孤独感を強めることになってしまったそうです。
そんな孤独感を抱えていた日々のなかで、マクラクラン選手は次第にシングルスではなく、ダブルスへと移行していきます。
コンビを組む相手とコミュケーションを取り合いながら戦うダブルスは、マクラクラン選手の性格にとてもあっていたといいます。
技術面でいっても、少年時代に培ったサーブとボレーのハイレベルな技術がダブルスでは大きな武器となりました。
そして大きな転機が訪れます。
幼少のころ、テニスに真剣に取り組んでみようと決めたきっかけとなったベールコーチと旧知の仲であるダブルスのトッププロ選手、トーマス嶋田さんが、日本ナショナルチームのコーチとなったのです。
このつながりをきっかけに、マクラクラン選手は母親の国籍である日本人としてプレーできたらという思いを実現するため大きく舵を切っていきます。
すべての国籍変更の手続きを終え、2017年からは日本国籍を取得し、日本人としてプレーすることになりデビスカップでは、晴れて日本代表としてのデビューも飾りました。
その後、メキメキと腕を上げ2019年までの間に数々のダブルスの大会で優勝や準優勝を飾り、急成長を遂げています。
マクラクラン選手は、日本人としてプレーするようになってから協会の手厚いサポートもあり、一緒に戦う日本人選手もたくさん声をかけてくれることが、本当にうれしいそうです。
最近では、得意のサーブに磨きがかかりクオリティをあげることもできており、メンタル面でも競った場面で冷静に切り抜けることができる強さも身についてきています。
この成長は、たくさんの試合を経験しこなしていくなかで学んでいることだといえます。
今まさに成長真っただ中。
試合を経験するごとに成長し自信につなげることができており、いいプレーにそして強さに繋がっているようです。
【東京オリンピック】テニス マクラクラン勉選手の家族やコーチについて
マクラクラン選手は父・母・兄の4人家族で、父親がニュージーランド人、母親が日本人のハーフです。
小学生の頃は日本に住んでいて、母方の実家がある大阪府狭山市の柏原小学校に通っていたこともあるそうです。
兄は現在マクラクラン選手のコーチとして常に帯同しています。
兄とは、子供のころからラグビーなどいろいろなスポーツを楽しんできたそうです。
テニスを本格的にはじめたのも兄と一緒。
ですがのちに、兄はひざの怪我のため競技生活を終わらせることになってしまいます。
そんな兄は、弟のマクラクラン選手のコーチとして全力で弟をサポートする道に進むことを決めます。
大学院で学んだスポーツマネジメントが、コーチングするのに大いに役立つことになりました。
【東京オリンピック】テニス マクラクラン勉選手のまとめ
日本人として東京オリンピックテニス競技のダブルス日本代表を目指しているマクラクラン選手。
最近のインタビューでは、錦織圭選手とダブルスを組んでメダルを狙いたいと語っていました。
ぜひ実現させて私たちに感動を与えてくれることを期待しています。
今後の活躍から目が離せません。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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