2020年7月に開幕する東京オリンピック。
男子マラソン競技の代表選考もいよいよ大詰めです。
服部勇馬選手は、2019年9月に開催されたマラソングランドチャンピオンシップで惜しくも2位でしたが、優勝した中村匠吾選手とともに東京オリンピックへの切符を獲得しました。
今回は、服部勇馬選手のプロフィールや実績、強さやプレースタイル、性格やご家族についてご紹介します。
【東京オリンピック】マラソン 服部勇馬選手のプロフィール
それでは服部勇馬選手の基本的な情報をご紹介します。
これを知っていれば、東京オリンピックをさらに面白く観戦することができるはずです。
服部勇馬選手プロフィール
名 前 | 服部勇馬(はっとりゆうま) |
生年月日 | 1993年11月13日(25歳) |
出身地 | 新潟県十日町市 |
血液型 | O型 |
身長/体重 | 176cm/61㎏ |
所 属 | トヨタ自動車 |
出身大学 | 東洋大学経済学部 |
専門種目 | 長距離走、マラソン |
家 族 | 父、母、弟2人、妹の6人家族 |
https://twitter.com/yuuma1993 | |
https://www.facebook.com/yuma.hattori.79 |
【東京オリンピック】マラソン 服部勇馬選手の実績・成績
次にこれまでの実績・成績を確認しましょう。
主な過去の実績・成績
年 月 | 大 会 名 | 成 績 |
---|---|---|
2014年2月 | 熊本城マラソン | 優 勝 |
2014年11月 | 小江戸川越ハーフマラソン | 優 勝 |
2015年1月 | 第92回箱根駅伝 | 2区区間賞 |
2016年11月 | 中部実業団駅伝競走 | 4区区間賞 |
2017年1月 | 全日本実業団対抗駅伝競走大会 | 4区区間賞 |
2017年2月 | 東京マラソン2017 | 13位 |
2018年5月 | プラハマラソン | 5位 |
2018年3月 | 金栗杯玉名ハーフマラソン大会 | 2位 |
2018年9月 | ウスディハーフマラソン | 6位 |
2018年12月 | 福岡国際マラソン | 優 勝 |
2019年9月 | マラソングランドチャンピオンシップ | 2位 |
本当に素晴らしい成績を残しています。
これからさらに飛躍する姿をぜひ見てみたい選手ですよね。
【東京オリンピック】マラソン 服部勇馬選手の強さとレーススタイル
服部選手の強さの秘訣は、どんなときでも自分の苦手なことから逃げずに向き合い、克服できるというメンタルの強さにあります。
これまでに出場したマラソンレースでは、35km以降でペースダウンをしてしまうという大きな課題がありました。
その課題を克服するため、過去の走りや練習方法を見直し見事克服することに成功しました。
また、平地のときと坂をのぼるときで使う筋肉を変え、のぼりは足の後ろの筋肉を使って地面を蹴り上げるようにのぼるトレーニングを重ねました。
その結果、2019年9月に出場したマラソングランドチャンピオンシップで、中村選手とトップ争いをしていた大迫選手を、のぼり坂で捉えることに成功し2位でゴール。
苦しいトレーニングに成果を存分に発揮し、東京オリンピックへの切符をもぎ取りました。
このように服部選手は、競技人生のなかで幾度となく自分と向きあう時期を過ごしてきました。
さまざまな問題や壁をようやく乗り越えいま憧れ続けていたレース終盤に、一気にペースをあげ、そのままゴールまで走り抜けるケニア人選手のレーススタイルに、たどり着きつつあると服部選手は述べています。
自分が感じる「苦手」なことと徹底的に向き合うことで大きな成長を遂げることができる、それは、心の強さとそれを実現させる身体能力の高さを持っていないと到底無理なことであり、服部選手の大きな武器だと言えるでしょう。
【東京オリンピック】マラソン 服部勇馬選手の性格や家族について
全日本大学駅伝2015に東洋大学の主将として出場し、優勝を飾ったこともある服部選手。
性格はとても穏やかでチームをまとめ上げるような役割はとっても苦手だそうです。
また、とてもまじめな性格で友達と遊ぶときも、「何時に家をでて帰ってきてからの練習はどのくらいできるだろう」などと考えてしまうことが多いそうです。
常にストイックにトレーニングのことを考えていて、本当にマラソンが大好きなんでしょうね。
現在所属しているトヨタ自動車に入社したのも、常に「改善」を意識し実践していくという会社の姿勢に惹かれたそうです
改善は向上につながる大切な過程ですから、高い向上心を持っていることがよくわかるエピソードですね。
そんな服部選手の家族は、父・母・弟2人・妹の6人家族です。
兄弟が多くてとても賑やかで楽しそうなご家族ですね。
お父様は地元で建設業を営んでおり、もともとは陸上競技で最も過酷と言われる十種競技の選手だったそうです。
そしてお母様は、スキーのクロスカントリーの経験があるそうで両親ともに体を動かすのが好きでセンスもあるのでしょうね。
服部家の3兄弟は全員陸上選手として活躍していました。
長男の服部選手をはじめ、次男の服部弾馬選手は、お兄さんと同じ東洋大学を卒業後、トーエネックに所属し中距離走やマラソンで数々の実績を残しています。
三男の服部風馬選手は、高校生まで陸上選手として数々の記録を残し卒業後、実家へ戻り家業を手伝いながら2人のお兄さんのサポートをしているそうです。
少し歳の離れた妹の葉月さんも陸上競技をしており、お兄さんに手作りのお守りを作ってあげるなど可愛らしい一面もある葉月さん。
服部選手はそのお守りをこっそり身に着けレースに出場することもあるようです。
ご家族みんなで支え合っていてとても素敵ですよね。
【東京オリンピック】マラソン 服部勇馬選手のまとめ
2019年9月に出場したマラソングランドチャンピオンシップでは、惜しくも2位という成績でしたが、東京オリンピックへの出場内定が決まりました。
東京オリンピックではメダル獲得が十二分に期待されるだけに、服部選手の今後の動向から目が離せません。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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