2020年7月に開幕する東京オリンピック。
マラソン競技は現在、東京オリンピック日本代表選手が続々と決定しています。
男子マラソンの中村匠吾選手は、2019年9月に行われたマラソングランドチャンピオンシップで見事優勝し、東京オリンピックへの切符を手にしました。
今回は、その中村匠吾選手についてプロフィールや実績・強さと性格やご両親、友達や家族についてご紹介します。
【東京オリンピック】マラソン 中村匠吾選手のプロフィール
それでは中村匠吾選手の基本的な情報をご紹介します。
これを知っていれば、東京オリンピックをさらに面白く観戦することができるはずです。
中村匠吾選手プロフィール
名 前 | 中村 匠吾 |
生年月日 | 1992年9月16日(27歳) |
出身地 | 三重県四日市市 |
血液型 | A型 |
身長/体重 | 172cm/55㎏ |
所 属 | 富士通陸上競技部 |
出身大学 | 駒澤大学経済学部 |
専門種目 | 長距離走、マラソン |
https://twitter.com/shogorun0916 | |
https://www.instagram.com/nakamu4645/ |
【東京オリンピック】マラソン 中村匠吾選手の実績・成績
中村匠吾選手のプロフィールはいかがでしたか?
次にこれまでの実績・成績を確認しましょう。
主な過去の実績・成績
年 月 | 大 会 名 | 成 績 |
2013年3月 | 第16回日本学生ハーフマラソン | 優 勝 |
2014年3月 | 第21回世界ハーフマラソン | 28位 |
2016年3月 | 第22回世界ハーフマラソン | 36位 |
2017年6月 | 第101回日本陸上選手権大会 | 3位 |
2017年7月 | ホクレン・ディスタンスチャレンジ網走 | 7位 |
2017年10月 | ボストンハーフマラソン | 4位 |
2018年4月 | 第66回兵庫リレーカーニバル | 9位 |
2018年10月 | 第59回東日本実業団対抗駅伝競走大会 | 区間2位 |
2018年3月 | びわ湖毎日マラソン | 7位 |
2018年9月 | ベルリンマラソン | 4位 |
2019年9月 | マラソングランドチャンピオンシップ | 優 勝 |
本当に素晴らしい成績を残しています。
これからさらに飛躍する姿をぜひ見てみたい選手ですよね。
【東京オリンピック】マラソン 中村匠吾選手の強さとレーススタイル
中村選手の強みといえば、まず暑さに強いということです。
東京オリンピック男子マラソンの日程は、2020年8月9日となっています。
今から酷暑のなかでのレース展開が予想されており、スタート時間も酷暑に配慮し朝6時からのスタートとなっています。
そんなレース環境のなか、暑さに強いというのは非常に大きな武器となります。
また、レースを読む勘が鋭く自分で決めた「ここはいける!」というポイントで仕掛け、一気にスパートをかけそのままゴールまで走り抜くことができる能力を持っています。
レース後半にどれだけ体力と脚力を残し、ゴールまで突き進むかを考え、実行できるところが中村選手の大きな特徴でもあり強さの秘訣です。
そんな中村選手の練習は、高地合宿や長距離の練習に加え、トラックを使った5000m走でのスピード練習を地道に重ね、万全の体制でレースに挑むことができる脚力を身につけました。
また、無駄な力みのない効率的な走りを可能にしているのは、その安定感のあるフォームからくるもので、これも愚直に練習を積み重ねた賜物といえるでしょう。
【東京オリンピック】マラソン 中村匠吾選手の性格や大学時代の恩師について
中村選手は小学5年の時に陸上競技と出会いました。
持ち前の選手と誰よりも多くこなした練習で、中学3年の県大会3000m走で見事優勝します。
高校生では沖縄インターハイ5000mで3位、関東インカレ2部10000mで優勝を飾るなど主に長距離走で才能を開花させました。
駒澤大学4年の時にはチーム主将を務め、長距離走の実力だけでなくその人柄で周りから絶大な信頼を得ていました。
中村選手は、とっても優しい性格の持ち主の反面、表には出さない負けず嫌いを内に秘めているそうです。
陸上を始めたころから先生がもう止めろというまで、黙々と誰よりも多く練習を続けていたそうです。
そして中村選手が、駒澤大学時代に出会った大八木監督との出会いが運命を大きく変えました。
大八木監督は駒澤大学陸上競技部の監督を務めている人物で、大学時代の中村選手の指導もしていました。
大学3年の時に、東京オリンピックの開催が決定し、大八木監督は目をかけていた中村選手に「一緒に東京オリンピックを目指そう」と声をかけたそうで、この言葉に中村選手はとても感動したそうです。
大八木監督となら本当に東京オリンピックを目指すことができるのではないか、夢を実現することができるのではないかと思ったそうです。
大学卒業後、大八木監督とともに東京オリンピック出場への夢を叶えるべく、所属の富士通の許可を得て、練習拠点を駒澤大学陸上競技に置き厳しいトレーニングが始まりました。
大八木監督は中村選手の40km走の練習量を増やし、3年という月日をかけて地道に脚力を強化しました。
また、陸上競技のトラックで苦しいインターバル走を何度も繰り返したり、アメリカで高地合宿を行い、持久力を付けることにも成功しました。
そして先日9月に行われたマラソングランドチャンピオンシップで見事優勝し、東京オリンピックへの切符を手にしました。
そのゴールには、恩師の大八木監督が笑顔で待ち構えていました。
ゴールした中村選手をしっかり抱きしめ二人で涙を流していました。
二人三脚でつかんだ五輪への切符です。
来年、中村選手が東京オリンピックの舞台で大活躍するのが本当に楽しみです。きっと活躍してくれることでしょう。
【東京オリンピック】マラソン 中村匠吾選手のまとめ
マラソングランドチャンピオンシップでの優勝で、早々に東京オリンピック出場の内定を勝ち取った中村選手。
来年、東京オリンピックマラソン競技でも十分メダルに手が届く実力をもっている選手です。
その活躍に期待しましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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